どうも、お小遣い2万円のサラリーマンブロガーの匠(@takuchan_PT)です。
2019年の6月くらいに年金問題が大きな話題になったのは覚えていますか。
▶金融庁が公表した資産形成に関する報告書で盛り込まれていたこと
・『老後に2000万円必要』
・『公的年金だけでは生活できない』
・『自助の充実』
『今さらそんなお金準備できない』、『年金払うだけ意味ないやん』といったネガティブな発言も多くありました。
実際、僕たち夫婦もこの話を聞いてから、老後の生活費をどうするか、真剣に人生設計をするようになりました。
年金問題ときくと、とりあえずお金を貯めとかないとあかんなぁ、くらいにしか考えていない人も多いと思いますが、それだけでは自分たちが老後をむかえたときに貧困になるのは待ったなしの状況です。
この記事では、年金がもらえるかもらえないか、わからないとよく言われる若者の人たちに、貧しい老後にならない、今からできる準備をお伝えしようと思います。
ではどうぞ。
年金とは?
年金について簡単に説明します。
年金は2種類
まず、年金は2種類あります。
公的年金:国民年金、厚生年金
私的年金:企業年金、年金基金、個人型確定拠出年金(iDeCo)
一般的にTVなどでいう年金は公的年金を指します。
お給料から差し引かれるのも公的年金の部分です。
私的年金は企業だったり、個人で入る年金制度になります。
年金受給できるのは60歳~70歳の間で選べます
年金を受給できるのは60歳からだと思っている人、結構いるんじゃないでしょうか。
実は60歳~70歳の間で自由に選べることができます。
じゃあ60歳からもらった方が得、と思う方も多いと思います。
でもそんなこともありません。
その理由は繰り下げ受給制度があるからです。
繰り下げ受給制度って?
年金を受給できるのは60歳~70歳の間で選べるのですが、この違いはなんでしょうか。
それが繰り下げ受給制度というモノです。
簡単に言えば、60歳から年金をもらうより、70歳からもらう方が多くもらえます。
受給額にして42%も。
年金についてのまとめ
- 年金は公的年金と私的年金の2種類がある
- 公的年金の受給開始は60歳から70歳の間で選ぶことができる
- 繰り下げ受給をすれば、70歳時の受給額は42%増加する
年金について超簡単にまとめました。
70歳から受給すれば、多くもらえるんだなぁということはお分かりかと思います。
でも、老後って60歳からじゃなかったっけ?と思う方もいるのではないでしょうか。
ここからは、60歳から70歳までの過ごし方を話していきましょう。
ライフシフト、人生100年時代

『ライフシフト』、『人生100年時代』
どちらも最近よく聞く言葉じゃないでしょうか。
医療が進んで生活も豊かになったから、100歳まで生きるんかぁ…
そんなふうに思っているとしたら大間違いです。
ライフシフト、人生100年時代の本当の意味
『ライフシフト』、『人生100年時代』
この2つの言葉の意味を正しく理解できているといないでは大きく人生設計が変わります。
『人生100年時代』、これは言葉通り100年生きる時代に間違いありません。
ただ、長生きするリスクが増えているよという言葉でもあります。
長生きするリスク?どういうこと?
すなわち、働けなくなっても生き続けるので、貧困になる確率が高くなるということです。
人生80年時代から人生100年時代に変化すると20年分の備えが増えるのは言わずもがな。
人生100年時代になると、今まで以上に働き貯蓄が必要なわけです。
そしてこの人生100年時代と一緒に考えるのが『ライフシフト』。
極端に例を示すとこんな感じです。
〈今までの老後生活のイメージ〉
・60歳での定年退職⇒年金生活
〈ライフシフト、これからの生活イメージ〉
・働けるところまで働き続ける⇒本当に働けなくなったら年金生活
人生100年時代の世の中では、定年退職ではなく、70歳80歳でも働けるなら働きましょう。
そんな感じです。今まで日本人が当たり前と思っていた人生をシフトする必要があるのです。
貧しい老後にならない、若者がいまできること
ここからが本題です。
僕も貧しい老後になりたくありません。
今できることをして、豊かな老後を過ごしたいと心から思っています。
そのために今できる準備はコチラです。
❶年金に対する考えを改める
❷貯蓄・投資をする
❸いろんなスキルを身につける
❹健康でいる
年金に対する考えを改める

まず働いている間は年金は支払いましょう
もらえるかわからない年金を支払うの?
そう思われるかもしれませんが、払わないと実際貰いたいときに貰えません。
70歳まで受給を待てば42%も受給額が増えるので、必ず支払っておきましょう。
さらに年金への考え方を改めておきましょう。
×年金=積み立て貯蓄
×年金=生活保護
◎年金=保険
年金が最低限の生活を保障してくれるわけではありません。
年金だけに頼った生活を考えているときっと老後に痛い目にあうでしょう。
究極を言えば、年金なしで生活ができればいうことありません。
年金がまるまるお小遣いにもなりえます。
貧しい老後にならないためには、働かずに年金だけで生きていくことを辞めましょう。
貯蓄・投資をする

これは定番中の定番ですね。
現役世代の時に貯める、投資をする。
この準備が万端であれば、年金に頼る必要がありませんからね。
今のうちから無駄遣いをやめてしっかりと資産を作っていきましょう。
無駄遣いをしない生活や、貯金の方法などはこの記事を参考にしてください。
あとは私的年金やNISAの利用もいいかもしれません。
iDeCoやNISAも今年になってから多く聞くようになりましたよね。
これに関しては、勉強になるページを張っているので、以下のリンクをご覧ください。
いろんなスキルを身につける

これは、長く働き続けるためには一番大事なことかもしれません。
いまや大企業では終身雇用制度がほぼ崩壊しました。
同じ企業に一生勤めるという当たり前がなくなったのです。
そんなとき、スキルがある人とない人では大きな差が生まれます。
今であればプログラミングやエンジニアなどPC関係のスキルを身につけていれば職に困ることがないように、やはり手に仕事があるのはいつの時代も重宝されます。
社会人だからこそ勉強をしたり、副業をするなりして、いろんなスキルを複数身につけて、職に困らない自分を作り上げましょう。
副業の始め方はクニトミさん(@kunitomi1222)という方のブログが非常にわかりやすいので、こちらをご覧ください。
▶あわせて読みたい:消耗せず低リスクに副業で月20万〜月30万を稼ぐ7ステップ
▶あわせて読みたい:3年間で1万人が学んだプログラミングスクールTECH::CAMPのデザイナーコース
健康でいる

ここまで色々話してきましたが、貧しい老後にならない一番の方法は、間違いなく『健康でいる』ことです。
自分だけじゃなく、自分の家族、親、兄弟、みんなが健康でいてくれることが何よりも重要です。
自分が病気にかかると、働けません
自分が病気にかかると、医療費がかかります。
誰かが病気にかかると、介護しなければなりません、収入が減ります。
誰かが病気にかかると、介護しなければなりません、医療費がかかります。
収入も減るし、出費もかさみます。
精神的にも疲れて、さらに不健康になります。
病気になることにいいことはありません。
将来健康でいるためにも、今から健康習慣をたもつ工夫が必要かもしれません。
まとめ
貧しい老後にならない、若者がいまできること。
- 年金制度を理解する
- 人生100年時代、ライフシフトを理解する
- 貯蓄投資をする
- いろいろなスキルを身につける
- 健康でいる
貧しい老後には、今までの考えに捉われて、老後働かずに年金だけでいきていけば、すぐ陥ります。
そんな貧しい老後にならないためにも、今から準備をしてみませんか。
このブログでも、給料のあげ方や貯金の仕方、無駄遣いしない方法などを発信していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
では。