自分の意思、実は何かに操作されていることがほとんどっていうお話⑦

どうも、お小遣い3万円のサラリーマンブロガーの匠(@takuchan_PT)です。

普段、何かモノを買うとき、いやそれ以外の場面でも僕たちは自分の意思で決定していると思っています。でもそれって本当に自分の意思で決めましたか?というのが今日のお話の内容です。

昔から○○はこういう奴だった、昔からこの食べ物は嫌いだ、めっちゃ高いお店の割にそんなに美味しくなかった…など、過去の記憶やお金を払えばいいモノがもらえるみたいな心理がどこかにあります。

こんなふうに今現在の状況だけで判断して意思を決めているつもりでも、何かの拍子に結構不合理な判断・意思決定をしていることに驚かされます。

この記事では自分の意思が何によってそんなに変わるのか、何に影響・操作されているのかまとめています。

第1弾から第6弾では以下に記した、意思に影響を与える、意思を操作する9つの要素を紹介し、そのうちの 『相対性』『アンカリング』 『無料という言葉』『報酬の方法』『現在バイアス』『所有効果』『選択の自由』『思い込み』 について解説しました。

▶前回の記事:自分の意思、実は何かに操作されていることがほとんどっていうお話⑥

  1. 相対性
  2. アンカリング
  3. 無料という言葉
  4. 報酬の方法
  5. 現在バイアス
  6. 所有効果
  7. 選択の自由
  8. 思い込み
  9. 信用

この記事では『信用』についてまとめています。

ではどうぞ。

スポンサードリンク
スポンサードリンク
スポンサードリンク

信じるか信じないか

まずは2つの例を。

『定年から95歳までに年金以外に2,000万円の貯蓄が必要』

2019年6月、金融審議会が衝撃の報告をしてましたね。

▶参考:金融庁試算「老後に不足…金融資産2000万円」を年金受給者は用意できている?

この報告以来、世間ではどうすれば老後資金を2,000万円ためることができるのか、よりたくさん働いて貯蓄をするのか、貯蓄の利率は少なすぎるから運用してお金を増やすのか、世間の人のお金に対する意識が爆上がりするようになりました。

この報告は金融審議会という機関から報告されたモノですが、もしこれが一般の市民から同じ内容のことが発信されたら、どうでしょうか。あなたなら信じますか?

②『賃貸より持ち家の方が資産になるから持ち家の方がいいよ』

結婚して以来、持ち家を買った友達からはよくこんなことを言われます。

物件や土地情報に詳しい友達に言われた場合と、とりあえず持ち家を買ったぜイェイみたいな友達に言われた場合、どちらが言ったことをあなたは信じますか?

情報への意識を変化させる、信用度

この2つの例の共通点は、『同じ情報でも信用度の違いで信じるか信じないかをすぐさま判断するという事』です。

例①で示したまさに沸騰ワードの『年金2,000万円問題』は今まで言われてきた若い世代は年金がもらえなくなるかもしれないという迷信が半分現実になった瞬間であり、政府機関からの発信という事もあり世間をかなりざわつかせました。政府が報告書を受け取らないという態度をとったことで、本当に年金以外に2,000万円の資金が必要なんだと思い、実際僕たち夫婦も何か対策をしなきゃと今まで以上に老後のお金のやりくりを意識するようになりました。

例②で記したのは、永遠のテーマともいえる『賃貸か持ち家か問題』。僕は賃貸に夫婦で住んでいます。僕の友達はみんなこぞって家を購入し35年ローンを組んで生活しているので、飲みに行くたびに『家は買ったら資産になるからええぞ!!早よ家買えよ~』と言ってきます。ここには例で記したような物件や土地に詳しい友達は誰一人いません。これが物件や土地の価格変動や市場価値を詳しく知る友達から同じことを言われたら僕もきっと家を購入するか悩むと思います。

僕たちはよほど注意を払っていない限り、特に信用している人や信用している機関からの情報だと鵜呑みにしやすい傾向にあります。全く知らない他人から『絶対に返すからお金を貸してほしい』といわれたら、絶対に貸さないと思いますが、それが『息子』『親族』『親友』だというだけで、財布のひもが緩くなり貸してしまうのも信用度の問題だし、あれだけTVなので注意喚起しているにもかかわらず『オレオレ詐欺』や『振り込め詐欺』などが本当にいい例です。

まとめ

僕たちが意思決定していることは、いつも自分の中で必ず正しい選択していると無意識におもっていることがほとんどです。

今日はそんな自分の意思決定に影響をあたえる9つの要素のうちの『信用』について解説しました。

信用はお金と同じくらい、いやそれ以上に生活に欠かせない要素です。僕たちは信用があるからこんなに安心した生活ができているといっても過言じゃありません。誰かがその信用を裏切れば、あっという間に全体の秩序が崩れてしまうのはかんたんに想像がつくと思います。

そして、意思決定にも大きく大きく関与しています。 例で示した年金問題・持ち家問題・詐欺問題など、誰が言ったかだけで僕たちの判断は大きく変化してしまいます。あまりにも疑い深くいすぎるととてもしんどいですが、なんでも鵜呑みにして過ごすのもよくないかもしれません。特に信用度が高すぎる日本に居続ける限りちょっとくらい物事を批判的に見た方が本質をしることができるかもしれません。

7回にわけて『自分の意思、実は何かに操作されていることがほとんどっていうお話』というシリーズで意思決定にかかわる要素を9つ紹介してきました。この9つの要素を知ると普段どれだけ無意識的に選択・判断を変化させているかに気づくことができたのではないかと思います。

あなたの生活における物事の選択にこの記事が役立てば幸いです。

では。

※この記事は『ダン・アリエリー著、予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』を参考にしています。

スポンサードリンク
スポンサードリンク