自分の意思、実は何かに操作されていることがほとんどっていうお話③

どうも、お小遣い3万円のサラリーマンブロガーの匠(@takuchan_PT)です。

普段、何かモノを買うとき、いやそれ以外の場面でも僕たちは自分の意思で決定していると思っています。でもそれって本当に自分の意思で決めましたか?というのが今日のお話の内容です。

例えば、ダイエットしたいけど食事制限は明日からでいいかとか、貯金しないといけないけど気がつけば新しい服やモノを買っていたりとか、結構自分の意思がぶれている事って日常生活に多いんじゃないかなぁと思います。

こんなふうに、自分で意思を決めても、何かの拍子に結構不合理な判断・意思決定をしていることに驚かされます。

この記事では自分の意思が何によってそんなに変わるのか、何に影響・操作されているのかまとめています。

第1弾、第2弾では以下に記した、意思に影響を与える、意思を操作する9つの要素を紹介し、そのうちの 『相対性』『アンカリング』 『無料という言葉』『報酬の方法』 について解説しました。

▶前回の記事:自分の意思、実は何かに操作されていることがほとんどっていうお話②

  1. 相対性
  2. アンカリング
  3. 無料という言葉
  4. 報酬の方法
  5. 現在バイアス
  6. 所有効果
  7. 選択の自由
  8. 思い込み
  9. 信用

今回は『現在バイアス』について。

ではどうぞ。

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日常によくある、現在バイアス

あなたにもこんな経験はないでしょうか。

  • ダイエットしようと思っているのにデザートを食べてしまう。
  • 貯金しようと決めたのに散在してしまう
  • 運動を毎日しようと決意したけど、何かにつけて休んでしまう・・・

後者の2つを僕も嫌というほど経験したことがあります。せっかく目標を決めたのに、誘惑が目の前を通ると反射的といってもいいくらいに鋭敏な反応をしてしまい、自分の決意にそぐわない選択をしてしまって、あとから後悔することがあります。

ダン・アリエリー著、予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」では、 『現在バイアス』をこうまとめてくれています。

私たちは、常に「今」の楽しみを重視しすぎてしまう。少し遠い将来のことについては「合理的」な意思決定ができても、それが「今」になると今を楽しむという事が週視されて、以前に決めた計画を反故にしてしまう

引用元:予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 P472

『現在バイアス』に打ち勝つヒント

「貯金したいけど、散在してしまう」という事を経験した僕の過去を例に『現在バイアス』に打ち勝つヒントを話していこうと思います。

僕が独り暮らしをしていたころ、手取りが24万円あったにもかかわらず、生活費以外の余ったお金もことごとく娯楽や買い物、交際費に使ってしまい貯金らしい貯金ができていませんでした。でもそんなある日状況が一変することになりました。それは『プロポーズ』です。当時付き合っていた彼女(今は僕の横にいます)にプロポーズをしようと心に決めました。プロポーズの理想は婚約指輪とバラの花束といっていた彼女を思い出し、用意しようと思いましたが、なんせ貯金がなかった僕はここから貯金を始めました。プロポーズをするまでに○○円貯める。そう決めて節約の日々を始めました。

無事にプロポーズを終え婚約したときにまたある問題が浮上してきました。それが結婚式&ハネムーン費用。僕は当時いくらあるかを彼女に直接話したところ、彼女からは○○円まで貯めてくださいと目標を設定されました。そして結婚式を迎える前に無事に目標額まで到達することができました。

これは散在癖のあった僕が初めて、自分の欲望に打ち勝ちきちんと貯金ができた初めての出来事でした。詳しくは『手取り24万円、当時浪費だった僕が1年間で120万円貯金できた話』という記事で事細かに当時の状況を書いていますのでご覧ください。

この経験のどこに『現在バイアス』に打ち勝つヒントがあるかを話していきます。一つ目のポイントは『目標』と『期間』を決め、友達に『宣言』したことです。プロポーズを彼女の誕生日にすると友達に話をしたことで、いつまで何をしないといけないかを『自分』でコントロールすることができたのです。これがプロポーズの資金を貯める成功に繋がったとおもいます。

そして2つ目、結婚資金とハネムーん費用というより大きい額を貯めることに成功したのは紛れもなく『彼女』が具体的な目標を『決めてくれた』ことにあります。 『予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 』の中の例でも、誰かが目標設定をしてくれた場合のパフォーマンス能力が一番高かった例が記されていました。まさに当時の僕の状況も彼女のおかげで最大限のパフォーマンスが発揮されたと思います。

最後に『現在バイアス』に打ち勝つヒント を簡単にまとめておきます。

  • 自分の弱点を知る(貯金できない自分)
  • 誰かに決意表明をする
  • 具体的な目標を決める(いつまでにいくら貯金してプロポーズする)
  • 誰かに目標を設定してもらう

まとめ

僕たちが意思決定していることは、いつも自分の中で必ず正しい選択していると無意識におもっていることがほとんどです。

今日はそんな自分の意思決定に影響をあたえる9つの要素のうちの『現在バイアス』について解説しました。

ダイエットや貯金をしようと目標を決めているのに、決意した夜にはデザートを爆食いしたり、友達と飲みに行って散在しているようなあなたはまさに『現在バイアス』の餌食になっているでしょう。『現在バイアス』というその時の快楽に打ち勝ちたい人は、先ほど記した、現在バイアスに打ち勝つヒント、自分の弱点を知り、具体的な目標を決めるもしくは誰かに決めてもらい、それを誰かに宣言してみるのもいいでしょう。

あなたの生活における物事の選択にこの記事が役立てば幸いです。

残りの4つについても記事にしていきますので、ぜひご覧ください。

では。

※この記事は『ダン・アリエリー著、予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」』を参考にしています。

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