僕が初めてtokyobikeを知ったのは、確か高校生の頃だった気がする。
ちょっとおしゃれに目覚めてファッション雑誌をパラパラめくっていると目に留まったのがtokyobikeだった。当時の僕に自転車に1万円以上も出す感覚がよくわからなかったけど、かっこいいなぁ、いつか乗ってみたいなぁって思ったのは覚えている。
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シンプルなデザインにときめいた
僕がtokyobikeに乗り始めたのは、独り暮らしを始めた7年前。tokyobikeを知ってから約10年。一人暮らしをするときには必ず買うと決めていたので、引っ越し荷物を搬入してすぐにtokyobikeを見に行った。
そこで出会ったのが、 『TOKYOBIKE SS 』。デザインが本当にシンプルでギアもシングル。何より気に入ったのがそのカラー。このシックな空色とレザーのハンドルとサドルの組み合わせにときめいたので見てすぐに購入した。

tokyobikeのコンセプト

トーキョーバイクはそのネーミングを思いついたときから全てが始まりました。山を走るのが「マウンテンバイク」なら、東京を走るのが「トーキョーバイク」だと。私たちが思い描いたのは、トーキョーバイクに乗る人々の楽しそうな笑顔でした。速く走ることや移動することだけが目的ではなく、なんでもない日常にささやかな変化を加えるツール。そんなものを作ろうと思いました。たとえば、肌触りの良いタオルだったり、書き心地の良いペンだったり、使い勝手の良い道具だったり。日々の暮らしの中で気分を軽くするのは、こういった作り手たちのさりげない心配りがこめられたものではないでしょうか?
私たちは信号や坂道の多い東京を気持ちよく走るためにどうすればよいかを考えました。スピードを出すことよりも、踏み込んだ瞬間の軽さや、上り坂をすいすいと上れる気持ちよさ。言い換えれば自転車を意識せず風景や空気の匂いを感じるためのデザイン、テーマは ” TOKYO SLOW “。
そこからフレームをデザインし、使用するパーツを一つ一つ吟味しました。そうしてできあがったのがトーキョーバイクなのです。
https://www.tokyobike.com/concept.html より引用
満員電車も嫌だし、このtokyobikeに毎日乗りたいから今では通勤は基本的に自転車だ。おかげで運動不足も解消されたし、ちょっとしたいい景色があると立ち止まれるようにもなった。毎日に何かをプラスしてくれているこのtokyobike。
今日はどんなところに僕を連れて行ってくれるかな・・・