なまけていても成長できる環境




どうもこんにちわ。

たくみ(@takumi_blog_)です。

今日は『なまけていても成長できる環境』話について。


社会人となり10年が経ち、気がつけば11年目。

昨日、いつも一緒に働くリハDr.と話していた。

話題は失敗に気がつけるかどうか。

そしてその失敗を謙虚に受け入れることができるかどうか。

 

話題の発端は、僕がある相談をしたことからだった。

その話題とは、部下の教育について。

自分ができないことを認識し、それを他人と共有できた上で、学べる人は何ら問題はない。

しかし、自分はできていると認識し、そこから何も改善をしようとしないのは問題。

 

しばらくここに勤めているが、職場の風潮がどうも後者に近いのではないかと危惧していたことを始めてそのリハDr.に相談してみた。

すると思わぬ返事が。

 

その返事とは『仕方ないですよ』と。

真意を聴くとその発言の理由はこうだ。

 

僕の勤める病棟は『回復期リハビリテーション病棟』という病棟で、基本的には回復過程にあり回復見込みが高い患者さんを受け入れて、リハビリテーションを提供する場所だ。

するとどういう事が起こるかというと、ある一定の期間をここで過ごしていただくと、入院時よりはほぼ確実に回復して退院される。

その理由としては、

  • リハビリテーションによる回復
  • 自然治癒

が考えられる。

 

リハビリテーションを提供しているリハビリテーション職からすると、どうしても前者により回復したと思い込みやすくなる。

自然治癒により回復した可能性があるのだが、それよりも自分の手で治したという錯覚に陥りやすいのだ。

要するに、自分の治療は間違っていなかったというフィードバックが入りやすい環境にあるのだ。

 

正しい治療をしていたと認識すれば、もちろん自分の能力を改善しようとは思いにくい。

むしろ今のままで大丈夫とすら思ってしまうかもしれない。

 

リハDr.の先生が『仕方ないですよ』と答えられた理由は、間違っているというフィードバックが入りにくい環境だから、訓練や経験をいくら積んでも何も向上しないからということだった。

意識的にそして謙虚に自分の知識やスキルを振り返っておかないと、いけないなと再認識させられたいい機会だった。

 

間違いを注意されるのは、とてもストレスがかかることだ。

しかし、間違いを注意されずにいることは長い目で見るとさらに痛い目にあうかもしれない。

そういえば、僕がこれまで勤めていた環境は誰かにフィードバックをすぐに貰える環境だったなと思う。

当時は嫌だなと思っていたけど、その反面すぐに何かを改善しないとと、なまけやすい僕でも自然と何かを学ぶ習慣があった。

 

フィードバックがすぐにない仕事や環境は、課題こそ誰にも与えられずに一見ものすごく楽そうに見えるけど、自分自身でどうにかしないといけないので、ある意味めっちゃ頑張らないといけない。

逆になまけていても自然と成長できる環境はフィードバックがすぐに入りやすい環境や職業だ。

成長したいけど、なんかうまくいかない人は自分自身を振り返るのもそうだが、日々の環境を一度見直してみるのもいいかもしれない。

 




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