どうもこんにちは。
たくみ(@takumi_blog_)です。
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“井の中の蛙大海を知らず”
狭くて閉じた世界観の中にあり、広い世界を知らないさま。また、そのような状態にある人。
理学療法士として働き、10年。
転職は2度ほどして、学会発表もした。
それでも、つい先日まで“井の中の蛙大海を知らず”の状態でした。
一見すると、外の世界をみているような行動かもしれません。
ですが、まだまだ外の世界は見えていませんでした。
本当に外の世界を知るとはどういうことでしょうか。
勉強すること?
色んな人に合うこと?
誰かから学ぶこと?
僕が思う、外の世界を知るということは、外の世界にメンターを持つということ。
これまでは、自分のよく知る人をメンターにしていました。
〇〇先輩のように。
〇〇主任のように。
〇〇部長のように。
ですが、これはあくまでも自分の知っている世界の中のメンター。
つまり、井の中の蛙。
自分の知っている世界の人に過ぎません。
飛躍するにしても、知っている人の活動範囲が、自分の最大幅。
要するに、あまりにも狭い世界のメンターなのです。
先日、日本神経理学療法学会学術大会に参加してきました。
正直、現地開催への参加は渋っていました。
まさに日本の神経理学療法学会のトップランナーが一同を介します。
錚々たる面々が集結する学術大会。
さらに10年も仕事をしていると、そのトップランナーには知り合いもいたりします。
なので、対したせいかも上げていない状況で、知り合いに再開するのは少し、気乗りせず。
さらに、中途半端な気持ちで参加することに負い目すら感じていました。
この10年何もやってないなと。
学術大会が終了した頃には、気持ちは一変していました。
今まで知らなかった人の話を見聞きし、こんな療法士になりたい。
初めて、職場外で目標となる人を見つけ、高揚感で胸が一杯に。
以来、モチベーションの所在も変化しました。
これまでは自分の中でやる気を作り出す必要がありました。
学術大会に参加し、外にメンターができてからは、自然とやる気は湧いてくるように。
さらに、今までは自分の大成にしか、興味がありませんでしたが、自分の仕事の成果で微力ながら神経理学療法の発展に貢献したいとさえ思うようになりました。
自分でも正直不思議な気持ちです。
お金をたくさんは稼げない療法士業には見切りをつけ、どこか別で稼げればいい、そんなことさえ思う10年でした。ようやくなんのために療法士業を全うするのか、目の前の患者さんのためといったありきたりの理由でなく、本当にやってみたいなということが、やっと見つかったとすら感じています。
それもこれも、日本神経理学療法学会学術大会の2日間のおかげ。
その場に参加したことで得た、メンターのおかげ。
今の仕事を続けることが本当に正しいのか、悩むことはあると思います。
稼ぎたくても稼げない。
やりがいを感じない。
大きな夢を持てない。
おそらくそういった状態のときは、まさに“井の中の蛙大海を知らず”状態だと思います。
なんでもいいと思います。
自分の見ている世界を一歩だけ飛び出してみてください。
すごいことをしている大人たちは案外身近に、そして思ったよりたくさんいます。
そういった人たちと触れ合うことが、人生の道標をみつけるきっかけになり、より人生を楽しくさせてくれると思います。
キャリアを重ね始めているときだからこそ、今一度自分に問いかけながら、前に進みたく思います。
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この記事があなたの役に立てば幸いです。
そんじゃあね☺
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