どうもこんにちは。
たくみ(@takumi_blog_)です。
第2子が生まれ、先週、里帰り中の妻も帰宅。
ついに家族4人での生活が始まりました。
僕には、これからの生活で一番不安なことがあります。
家計、育児、仕事。
そんなことじゃありません。
「自分の時間がほとんどなくなってしまうこと」です。
ただ、僕は話を思い出しました。
日本の匿名掲示板として圧倒的な存在感を誇った「2ちゃんねる」や動画サイト「ニコニコ動画」などを手掛けてきたひろゆき氏が著書『1%の努力』の中で優先順位を決める思考法のなかで紹介していたたとえ話です。
それが『壺の話』。
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壺の話〜優先順位を決める思考法〜
「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。
「この壺は満杯か?」
教室中の学生が「はい」と答えた。
「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利を取り出した。
砂利を壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。そしてもう一度聞いた。
「この壺は満杯か?」
一人の生徒が「たぶん違うだろう」と答えた。
教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の下から砂の入ったバケツを取り出した。
それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。
「この壺は満杯か?」
学生は声を揃えて、「いや」と答えた。教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと水を注いだ
彼は学生に最後の質問を投げかける。
「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」
一人の学生が手を挙げた。
「どんなにスケジュールが厳しいときでも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込むことは可能だということです」
「それは違う」と教授は言った。
「重要なポイントはそこではないんだよ。この例が私たちに示してくれる真実は、大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないということなんだ」
君たちの人生にとって「大きな岩」とは何だろう、と教授は話しはじめる。
それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり、自分の夢であったり……。
ここでいう「大きな岩」とは、君たちにとって一番大事なものだ。
それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君たちはそれを永遠に失うことになる。
もし君たちが小さな砂利や砂、水など、自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、君たちの人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。
そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体を失うだろう。
『大きな岩をどうするか?』
『大きな岩をどうするか?』
これまで僕の中で絶対に譲れない大きな岩は、勉強する時間でした。
ですが、第2子が生まれ、妻が里帰りから帰宅して以来、勉強する時間はほとんど取れません。
むしろ時間があれば、子どもたちのお世話をするか、子どもたちが寝ていればこちらも夜泣き対策に一緒に睡眠をとっています。
というのも、妻と第2子が帰宅する際に、もう一度自分に問い直しました。
『大きな岩をどうするか?』と。
僕が出した答えは、『家族で過ごす時間を増やす』ということです。
子どもたちはスポンジのように色んなものをすぐに吸収し、あっという間に成長していきます。
そしてその成長は一度見逃すと後戻りはできない、不可逆的なものです。
また、乳幼児期の親の関わり方が子どもたちの自己肯定感を育む基盤にもなります。
そんな大切な時期を片手間に過ごすのはよくないな、と思うようになりました。
限りある時間の中で、たくさんのタスクを効率的にこなしてたくさんのことをやるという選択肢もあります。
ですが、効率性の追求は一切やめることにしました。
効率性の追求ばかりしていた僕がこんなふうに思うようになったのは、やりたいことを極限にまで絞ってそれに集中したほうが人生充実するのでは?と思うようになったからです。
今回、僕が用意した『大きな岩』は壺の大半を占めるくらい大きいやつにしました。
なので、残された隙間に入れる小石たちも厳選しつつ、日々過ごしていきたいなと思っています。
- 最近自分がどうやって過ごしたいのかわからない。
- 何を目標に過ごしたらいいかわからない。
- たくさんタスクがありすぎてイライラする。
そんなときがあれば、一度立ち止まっって自分に尋ねてみてください。
『大きな岩をどうするか』と。
この記事があなたの役に立てば幸いです。
そんじゃあね☺
僕のブログでは『頑張らない生き方』かっこよく言えば『労働生産性の向上』をモットーに、『大切な人が困ったときに助けになれる環境の構築や提案』を発信しています。
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