どうも、サラリーマンブロガーの匠(@takuchan_PT)です。

昔の僕はそう思っていました。
最近はミニマリストと名乗る方でもそれなりに物のある生活をしているように思います。
そこで、この記事では「ミニマリズムの本質」について解説していこうと思います。
本記事を書く僕はミニマリズムを取り入れながら生活しています。
記事の後半ではミニマリズムを取り入れている僕の私生活のルーティーンも紹介しつつ、ミニマリズムを取り入れない方がいい事までお話ししています。
ではどうぞ。
このページのもくじ
ミニマリズムの本質について
ミニマリズムの本質は「選択と集中」です。
ミニマリズムといえば、「不要なモノを手放して必要最小限の物で生活しよう」と物の量に着眼しがちですが、本質は「物を減らすことではない」と思います。
詳しく解説していきます。
物が少ない=ミニマリズムは間違い
ミニマリズム・ミニマリストといえばこんなイメージを持つ人がほとんどではないでしょうか。

物が少ないことがミニマリズムと勘違いしている人が多くいるように思います。
実際は、ミニマリズム自体は物が少ないことではありません。
ミニマリズムで大切なことは2つです。
「何を選ぶか、何を選択するか」
「選択したことを達成することためにどうやって集中するか」
ミニマリストとして有名だった著名人を例にさらに具体的に解説していきます。
ジョブズやオバマ元大統領が選択し、集中していたこと
アップル創業者のスティーブジョブズやアメリカ元大統領のオバマ氏はミニマリストであったことは有名です。
彼らがミニマリストであった理由は「決断能力を研ぎ澄ませたかった」からと言われています。
つまり、「無駄な決断を減らす」ことを最優先としていたのです。
その一手段として、毎日同じ服装をしていました。
ジョブズなら黒ニットにジーパン。
オバマ氏なら同じスーツ。
彼らは、仕事で最高のパフォーマンスを発揮する為には、無駄な行為は排除するというわけです。
ミニマリズムとは何を選択して、どうやって集中するか
というわけで、物が少ないこと自体がミニマリズムではありません。
ミニマリズムを実践するミニマリストの人でもたくさん洋服を持っている人はいると思います。
洋服が好きなミニマリストであれば、洋服以外のことは最少化しているかもしれません。
例えば、食費や交際費を最小限まで減らしたり家財は最小限にしたりするなどです。
自分が何をしたいか、そしてそれを達成することに集中するのがミニマリズムの本質なのです。
このように、ミニマリズムはあくまでも人生を豊かに生きるための方法論にすぎないのです。
ミニマリズムを取り入れた暮らしとは?

この記事を書く僕もミニマリズムを生活に取り入れています。
なので、ここからは実際にミニマリズムを取り入れた暮らしを紹介しようと思います。
ちなみに僕が大切と考えていることはこの3つです。
- いつまでも健康に過ごす
- 妻と子供と楽しく過ごしたい
- 仕事で最大のパフォーマンスを発揮したい
この3つを達成するために大切なことはこのように考えています。
- 体に悪いことは減らす
- 家族での思い出を作る
- 家族で過ごす時間を作る
- ストレスは極限まで減らす
- お金に困らない生活をする
- 勉強する時間は必ず作る
- 頭をすっきりさせた状態で仕事をする
この7つを達成するために実際にしている行動がこちらです。
- 食事は一日二食
- 21時就寝、4時起床の早寝早起き
- 残業なく働ける職場選び
- 収入>支出となるよう家計コントロール
- 手ぶらで通勤
- 通勤の洋服はどれを着ても大丈夫なように常にコーディネート
- 夫婦共通の趣味や家財や暮らしへの投資はおしまない
さらに具体的に話していきます。
たくさんの実践で一番大切にしていること
それは「時間とお金の使い方」です。
仕事でもプライベートでも「時間を大切に気持ちよく使うこと」を何よりも重視しています。
そして、お金を使う時は「価値があると思うこと」に使うようにしています。
平日ルーティーン
朝は早く起きて、仕事に行くまでに勉強をします。
妻や子供はまだ寝ているので、自分のやりたい事に集中できます。
さらに朝食前は雑念がほとんどないので、効率よく勉強や作業をすることができます。
通勤の際の洋服は適当にクローゼットから選びます。
どれを選んでもおかしくない組み合わせになるので、手前にある服ばかり着ています。
そして、6時半には家を出て通勤です。
職場に持っていく物は「財布」、「スマホ」、「イヤホン」、「鍵」、以上です。
物が多くなると、移動がつかれるので最小限の持ち物で通勤します。
通勤時間はドアtoドアで40分。
労働時間の融通も利く職場なので、7時半に出勤して16時に退勤しています。
早出出勤だと、同僚がほとんどいないので自分の仕事に集中できるのもこれまたメリットです。
そして、平日は基本的に朝と夜の2食で生活しています。
その理由は昼寝をするためです。
昼ご飯を食べないので眠くなりません。
さらに、昼寝をすることで昼一番からの仕事にも集中できるようになります。
16時に退勤して、17時には帰宅。
息子とお風呂に入って、洗濯などの家事をした後に寝かしつけ。
だいたい19時半くらいから夕ご飯を食べて、21時には床につきます。
お金ルーティーン
毎月の給料はすべて妻が管理してくれています。
だいたい毎月の手取りが25-26万円なので、その中で基本的にはやりくりをしています。
妻のお給料と二人分のボーナスは基本的には貯金と投資に振り分けています。
そして、僕と妻のお小遣いはそれぞれ1万5000円。
平均よりだいぶ少ないと思いますが、特に不便なく過ごしています。
そうやって「収入>支出」となる生活を基本に生活していますが、たまに爆発的にお金を使います。
それが、「旅行」、「食事」、「家電」です。
旅行は二人の共通の趣味なので、行くときは金額よりも何をしたいか重視で計画を立てています。
海外ではオーストラリアやニュージーランドにいったり、国内では長野県に1週間滞在するなど、たくさん楽しんだのは今ではかなりい想い出です。
食事は少しイベントがあれば、奮発して支出します。
高級なお肉や魚を取り寄せたり、外食するなら味に評判の高い店を選んだりです。
値段は少し高くなりますが、この時ばかりは見なかったことにしています(笑)
そして家電。
家電は長くそして毎日使うので、妥協をせず品質がいい商品を購入するようにしています。
ここで変にケチると日常生活にストレスが多くなるので、絶対に妥協はしません。
とこんな感じで、「時間を大切に気持ちよく使うこと」「価値のあることにお金を使うこと」、この2つのことが達成できるように、生活設計に「選択と集中」、つまり「ミニマリズム」を取り入れています。
ミニマリズムを取り入れない方がいい事について

最後にミニマリズムを取り入れない方がいいこともあるので、それだけお伝えしようと思います。
それは「お金」です。
「お金」をミニマリズムの対象にするとはこんな感じです。
- モノは要らない、とにかく捨てまくろう
- モノが要らないなら、お金も最低限でいい
こんな感じの考え方です。
ただ、この考え方でいると、「貧乏生活」まっしぐらになるので要注意です。
というのも、橘玲さん著の「臆病者のための億万長者入門」ではお金に困らない生活をするために必要な資本として「人的資本」と「金融資本」があると言われています。
ちなみに、「人的資本」は誰でも持っている最大の資本です。
お金も最低限でいいと考えている人は労働しなくていいと考えていると思います。
このように「人的資本」を使わずじまいでは「貧乏」になることは避けることができません。
なので、「お金」にミニマリズムな考えを取り入れることはおススメしません。
もし働くことが、嫌なら・・・
嫌いな働き方を最小限にすることを考えましょう。
具体的には…
- 通勤時間を減らす
- 会議を減らす
- 電話を使わない
- 残業が少ない企業にて転職する
- 在宅ワークをする
こんな感じです。
極端に言えば、事業主つまり社長になって自分の会社をもててば、自分のやりたいようにできるといっても過言ではありません。
働くことから逃げるんじゃなくて、よりよく働くことができるように生活や労働環境を整えるためにミニマリズムを取り入れるといいんじゃないでしょうか。
まとめ
ということで、本記事は以上になります。
- ミニマリズムは物を減らすことでない
- ミニマリズムの本質は「選択と集中」
- お金にミニマリズムを取り入れると貧困になる
- 働くことが嫌なら、ミニマリズムを用いて改善を図ろう
自分が大切にしたい事、本当にやりたい事を実現できるようにミニマリズムをうまく取り入れてみましょう。
この記事があなたの役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では。
僕のブログでは【サラリーマンのお金の管理・貯金方法を発信中!!】と題して、お金の管理のこと、マネーリテラシーに関すること、働き方に関することや暮らしのことを発信しています。
気になる方は人気記事のリンクを張っていますのでよろしければそちらにも遊びに来てください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ミニマリズムって物を少なくするやつでしょ。