どうも、サラリーマンブロガーの匠(@takuchan_PT)です。

早速ですが、以前こんな記事を投稿しました。
つい1年前に加入した保険についてです。
- 掛け捨て保険
- 終身保険
- 養老保険
この3種類に夫婦で加入をしていました。
ですが、解約することにしました。
保険を解約した結果、昨年払った保険代約100万円はどぶに捨てるような形になりました。
ですが、解約したことに後悔はありません、むしろチャンスが広がったとすら思っています。
この記事を読んでいただいている人の中には、「給与が下がって保険料を払うのが大変だし見直したい・・・」という方もいるでしょう。
しかし、すぐに解約してもいいものなのか?と悩む人もいるんじゃないでしょうか。
ということで、この記事では以下のようなことを話していきます。
- 保険を解約した理由
- 保険の解約をためらわなかった理由
保険を解約するかどうか悩んでいる人は、ぜひご覧ください。
このページのもくじ
保険を解約した理由

早速ですが、保険を解約した理由はこの3つです。
- 収入に対する保険の割合が大きすぎた
- 不必要な保険ということに気づいた
- 保険を貯金や投資と勘違いしていた
順番に見ていきましょう。
収入に対する保険の割合が大きすぎた
保険を契約して以来、収入と支出のバランスがおかしくなりかけていました。
2人で年間約100万円の保険(掛け捨て・終身・養老の総額)に入っていたからです。
この金額では妻がもし働けなくなったら、保険代を払うために貯金を切り崩さないといけない状態でした。
なので、家計を圧迫しない保険のだけを契約することにしました。
僕や妻が万が一のことがあった時、に生活が困らないようにするためだけの保険のみを継続加入としました。
ということで、僕たちは“掛け捨て保険”だけを残すことにしました。
そのおかげで、保険料は2人合わせても月額7,000円、年間90,000万円なので、大幅に固定費を削減することができました。
不必要な保険ということに気づいた
僕たちは掛け捨て保険以外に2つの保険に加入していました。
終身保険と養老保険です。
この2つの保険を解約した1つ目の理由は、そんなにすぐに病気になる?という疑問からでした。
心疾患や脳卒中やがん、いずれの病気も生活習慣病にさえ気を付けていたらリスクは決して高くありません。
がんにおいても2人に1人がなるとかいいますが、これも年を取ってからの話です。
ましてや国民皆保険制度に加え高額療養費制度もあるので、日本にいる限りそんな高額な治療費は必要ないという結論に至りました。
ということで、終身保険と養老保険は解約して自分たちで積み立てることにしました。
保険を貯金や投資と勘違いしていた
そして何より、保険を貯金や投資と勘違いしていました。
終身保険と養老保険をすすめられた際、こんなトークをされました。
保険として持ちながらお金も増やせる商品です、と。
保険の加入を検討した当時はリテラシーがまるでなかったので、この営業トークを鵜呑みにしていました。
今年に入り、つみたてNISAを本格的に始めようと投資信託などの勉強をしたときにやっと気づくことができました。
保険は投資商品ではありませんでした。
というのも、保険の解約時の返戻金の運用利益率は1%程度だったからです。
さらに学長のこの動画をみて、保険を解約したいと真剣に思うようになりました。
保険の解約をためらわなかった3つの理由

理由は3つあります。
- 投資機会を失うとことだった
- 払い済みの保険は勉強代と割り切った
- 資金の流動性を優先した
順番に解説します。
投資機会を失うところでした
細かな金額は伏せますが、養老保険は60歳まで毎年結構な額を支払うプランになっていました。
仮に月5万円としましょう。
保険と投資の違いを見ていきます。
養老保険の場合
- 想定利回りは年率1%
- 運用期間は30年間
- 運用成果は20,981,411円
これでも2,000万円になるからたいしたものです。
ですが、投資信託をドルコスト平均法で積み立てた場合の想定利回りは3%くらいあると言われています。
それを計算すると下記の通りになります。
投資信託の場合
- 想定利回りは年率3%
- 運用期間は30年間
- 運用成果は29,136,844円
すごくないですか?!
保険と比較すると約1,000万円の差になります。
保険にしがみついていることで投資機会を失うところでした。
お金の流動性を考えても保険として持っておくより、投資商品を持っている方がいいという結論に至りました。
保険に払ったお金は高い勉強代と割り切った
投資費用は確保できましたが、正直支払った100万円のもとはどうにかして取り返したいと思う気持ちもありました。
ですが、将来の1000万円の差を知ってしまったので、思い切って保険に払ったお金はセミナー代と割り切ることにしました。
先に支払った保険代の100万円はどうやってもとりかえせないサンクコストなので、合理的に判断することにしました。
流動性を優先した
養老保険にしても終身保険にしても保険会社がつぶれない限り将来のお金の心配をなくしてくれる商品であることに間違いはないと思います。
ただ欠点がありその一つが先ほど提示した、想定利回りの低さ。
そしてもう一つが、資金の流動性の低さです。
将来のお金の心配がいくらなくても、今のお金に心配が出るようであれば意味がありません。
今を幸せに安心して暮らすためには今の資金を自由にやりくりできるだけの裁量を残しておくべきだと思いました。
仮に利益が出なかったりマイナスになっても、ある程度すぐに資金を手元に戻すことができる投資の方がいいと判断しました。
以上のような理由から、保険の解約をためらわずに行うことができました。
まとめ|保険を解約してよかった
本記事は以上になります。
保険の解約した理由についてお話をしてきました。
最後に一つあり、保険を解約して本当に良かったです。
お金にまつわる不安を拭えたことで、「心の安定を取り戻せた」感じがしたからです。
保険は家や車の次に高くつく商品ともいわれています。
社会人になったから保険に入る、結婚したから保険に入る、そんな思考停止的だと損をするだけです。
保険が自分に本当に必要かどうかを十分に見極めたうえで契約しましょう。
じゃないと、僕みたいに無駄金を支払うことになりますよ。
僕のブログでは【サラリーマンのお金の管理・貯金方法を発信中!!】と題して、お金の管理のこと、マネーリテラシーに関すること、働き方に関することや暮らしのことを発信しています。
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最後までご覧いただきありがとうございました。