『メモの魔力』は『メモの取り方』の常識を変えてくれた




こんにちわ、匠(@takuchan_PT)です。

12/24に発売された前田裕二氏著の『メモの魔力』を読み終え早速実践に取り組んでいる。『メモの魔力』を読んで抑えておきたいPOINTをまとめていく。

この本を読んで僕が感じたこと。

それは、 インプットは得意だけど、それをどんな風に応用したらいいかわからない、そして何より自分探しをしている、そんな方に是非読んでいただきたい1冊ということ。

 

『メモ』の取り方

『メモ』と聞けば、メモ帳や付箋・適当な紙に自分が知らない事や新しく教えてもらったこと、気になった情報をとりあえず書きなぐる、そんなイメージを持っている人は多いのではないだろうか。

ただ、前田氏の『メモ』の取り方は今までのメモの取り方と全く違う。僕はこんな『メモ』の取り方をしている人は初めて見た。

 

『メモ』の最強フレームワーク

この『メモの魔力』の『How to』部分にあたるのが、『事実』→『抽象化』→『転用』だ。詳しいことは『メモの魔力』を実際に手に取っていただいて中身を見ていただきたいが、簡単にまとめておく。

『事実』:インプットした情報

『抽象化』:インプットした情報の法則を見つける作業

『転用』:その法則から自分のしたいことや仕事や作業への応用

この最強フレームワーク 『事実』→『抽象化』→『転用』を回し続けるのが前田氏の『メモ』の取り方だ。

詳しい使い方は『メモの魔力』P46以降にまとめられているのでそちらをご参照いただきたい。

 

『メモ』で自己分析

『メモの魔力』の中で、『メモで自分を知る』という章を設けている。

自分とは何か?自分が本当に望んでいるものは何か?それを明らかにするときにもメモは本当に役に立ちます。

『メモの魔力』P117より引用

『メモ』で自己分析?!と思う方も多いかもしれないけど、この章で前田氏が推奨している『メモ』の取り方が最大限に発揮される分野の一つだ。

何を『メモ』したら自己分析になるのかわからない人も安心してほしい。

巻末に自分を知るための【自己分析1000問】と称した設問があるので、それを実践するだけだ。だけといっても1000問もあるのだが…www

 

さいごに

『メモの魔力』は単なる読み物かとおもって購入したけど、前田氏がふだん実践している『メモ』の取り方(How to)のみならず、『メモ』を取ることにどういう理由やメリットがあるのかを事細かに記してくれている。それだけでなく『メモ』に限らず応用できる 、最強フレームワーク『事実』→『抽象化』→『転用』 は本当に参考になった。

僕自身もノートとボールペンを新調し、『メモ』を実践しているけど、最初はだいぶ意識して『メモ』をとらないと日ごろ情報をどれだけスルーしているかがわからない。それほどまでに情報が過多する時代を過ごしているのだと実感することにもなった。

インプットは得意だけど、それをどんな風に応用したらいいかわからない、そして何より自分探しをしている、そんな方に是非読んでいただきたい1冊だ。