どうも、サラリーマンブロガーの匠(@takuchan_PT)です。

ということで、この記事では節約家と倹約家の違いについて解説しようと思います。
解説する内容はこの2つです。
- 倹約家と節約家の違い
- 倹約家と節約家、どちらが幸せに過ごせるか
昔の僕はケチで、ときには浪費家で倹約という事を知りませんでした。
今はお小遣いは1万5000円で日々を過ごし、1年間で200万円の貯金に成功しました。
一見、質素な日常に思われるかもしれません。
ですが、コロナ前には毎月のように旅行を楽しむような生活を送っていました。
そんな僕が、解説していきます。
ではどうぞ。
このページのもくじ
倹約家と節約家の違い

倹約家と聞くと、「貧乏」、「質素」そんなイメージを持たれる方もいるのではないでしょうか。
そんなイメージを持つ人は節約家と混同していると思います。
ということで、まずは倹約家と節約家の違いについて話していきます。
倹約家とは
倹約家とは一言で言うと、無駄遣いをしない人です。
もう少し深く解説していきます。
無駄遣いをしないと聞くと、「ケチ」な印象を持つと思います。
ですが、実際はそんなことはありません。
というのも、お金を使うときには出し惜しみをしないからです。
例えば、普段の生活費は1カ月5万円、お小遣いは夫婦二人で3万円。
家は郊外に3LDKの賃貸を借りて、家賃は7万円程度。
だけど、夫婦共通の趣味の旅行に行くときは1泊2日で10~20万円のクラスの旅館に宿泊。
必要な家電や頻度が多い道具はできるだけいいモノを購入。
こんな感じです。
つまり、お金を使うところと使わないところの基準を決めているのが、倹約家の特徴です。
我が家のお金を使うところ、使わない所を紹介
我が家がお金をつかうところはこんな感じです。
- 家電
- 旅行
- 洋服
- プレゼント
- お祝いの時の食事
ほぼ毎日使う家電はできるだけいいモノを買うようにしています。
というのも機能が落ちるとそれだけ生活の質が下がったり、ストレスになるからです。
例えばエアコンをケチって購入するとこんなことになります。
- エアコンの効きが悪くて風量をMAXする
- 設定温度を過度に高く(低く)設定する
- 結果的に電気代が思った以上にかかる
- でも、部屋の居心地は微妙
初期投資を削ったがゆえに、家での生活の質も落ちるし、コストもかかるわでかえってお金がかかってしまいます。
あと洋服はいいモノを買うようにしています。
かといって、毎シーズンごとに買ったりするわけではありません。
僕が服を買うのは大体1年半に1回くらいです。
それなりの値段がしてもお気に入りの服を買ってとことん着続けています。
2日に1回同じ服といっても過言ではありません(笑)
もちろん、UNIQLOのようなファストファッションも取り入れながらですが。
なので、持っている服はなんとなくほしい服ではなく、着たい服しか持っていません。
あとは外食。
我が家はほとんど外食はしません。
もし外食をしてもチェーン店には入りません。
せっかく外食するなら、美味しいモノを食べたいですからね。
なので、外食はするときはほぼお祝いの時に少しいいお店を利用しています。
節約家とは
次に、倹約家と間違われやすい節約家。
節約家の特徴は「ケチ」。
その一言に尽きます。
節約家の人の特徴はこんな感じです。
- 1円でも安い卵を探してスーパーをはしごする
- 水道代や電気代まで切り詰める
- なんでもかんでも安いモノを購入する
なので、倹約家の人は節約家を兼ねることができますが、節約家は倹約家を兼ねることはありません。
節約家の人はプレゼントや旅行とかにも「ケチ」を発揮するからです。
ということで、次に倹約家と節約家のどちらが幸せに過ごすことができるかを話していきます。
倹約家と節約家、どちらが幸せに過ごせるか

結論、倹約家です。
ということで、倹約家が幸せに過ごすことができる理由を解説していきます。
お金の使い方を知っている、倹約家
倹約家が幸せに過ごすことができる理由は「お金の使い方を知っているから」だと思います。
節約家は日常生活以外のどんなこともお金を安くしようとする、「ケチ」なのでお金を使って楽しむことを知りません。
かといってお金を使いまくる浪費家はとても楽しそうに見えますが、底をつくまでお金を使い、結果的に経済的に困窮してしまうので幸せなお金の使い方とは言えません。
対して倹約家はお金の使い方を知っています。
- 寄付、プレゼントにお金を使う
- 自己投資にお金を使う
- 豊かな浪費にお金を使う
- 時間を買うことにお金を使う
こんな感じです。
それぞれ解説していきます。
寄付・プレゼントにお金を使う
倹約家の人たちは友達や家族にプレゼントを贈ったり、寄付をしたりします。
その理由は、結果的に自分が幸福で満たされるからです。
例えば、プレゼントを選んでいるときってワクワクしたり、プレゼントを贈った時に相手が喜んでくれたら幸せな気持ちになると思います。
倹約家の人たちはそうやって、誰かが喜ぶことにお金を使います。
そして、誰かが喜ぶを考えたりしている時のワクワクが実は自分自身が幸せに満たされるということを知っています。
自己投資にお金を使う
倹約家の人たちは自己投資の大切さも知っています。
というのも、経済的に安定することが幸せになれる第一歩だからです。
経済的に安定するには“収入-支出”が常にプラスでないといけません。
自己投資をして「稼ぐ力」を身につければプラスが大きくなるのは言わずもがなです。
さらにマズローの法則によれば、人間の欲求の最上位には「自己実現の欲求」があります。
知識欲や好奇心を満たすための自己投資にお金を使うという事は「自己実現の欲求」を満たすことにも直結します。
豊かな浪費にお金を使う
倹約家の人たちは、他人に何と言われようが「これだけは譲れない」と心の底から思えることにお金を使います。
なんとなくほしいモノを買う、友達に誘われたから飲みに行く、見栄でお金を使う…。
こんなお金の使い方は最悪です。
自分にとって最高に価値のあることにお金を使った後はこの上ないほどに心が満たされます。
旅行や食事、好きなアーティストのLIVEなどの素晴らしい体験がこれにあたります。
時間を買うことにお金を使う
いうまでもなく、人生は時間です。
倹約家の人たちは時間は何にも代えられないことをよく知っています。
なので、自分の時間を創出してくれるモノにはお金を厭わないです。
例えば、ロボット掃除機や乾燥機付きの洗濯機、さらには家事代行サービスなどです。
時間を買うことができれば、空いた時間は自己投資や豊かな浪費に回すこともできるので、幸せになる過程を加速させてくれます。
「寄付やプレゼント」「自己投資」「豊かな浪費」「時間を買うこと」のいずれにしても、最終的には自分の心が満たされます。
倹約家の人たちはお金を使う基準の一つとして、自分が幸せになれるかどうかというブレない軸があるので、それが実現できる方法にお金を使います。
なので、節約家や浪費家よりも倹約家の方が幸せになれるのは当然の結果と言えます。
まとめ
ということで、本記事は以上になります。
節約家と倹約家の違いと、どちらが幸せになれるかを解説しました。
ただ単に生活を切り詰める節約家でいることは人生を無駄にしているといっても過言じゃありません。
というのも、お金は自己実現のツールの一つに過ぎないからです。
お金を稼いで貯めること以上に、どこに使うかで幸せになれるかどうかが決まると思います。
今まで節約家に徹してきた人たちは、本当に自分の好きなことにお金を使ってみてください。
そうすることで、またこんな最高な体験をしたいと思うようになって、結果的に稼ぐことや貯金することにブーストをかかると思います。
この記事があなたの役に立てば幸いです。
では。
僕のブログでは【サラリーマンのお金の管理・貯金方法を発信中!!】と題して、お金の管理のこと、マネーリテラシーに関すること、働き方に関することや暮らしのことを発信しています。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
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