どうもこんにちは。
たくみ(@takumi_blog_)です。
昨日の出来事。
今年入職した新人さんが他部署の上長と面談する、他部署面談という制度が僕の職場にはあり、その結果報告を受けてきた。その中でも僕が気になったのが、セルフマネジメントについて。ほとんどの新人さんが自分の成長を他者と比較して行っていたので、少し危うさを感じた。
ということで、この記事ではセルフマネジメントについて少し話してみたい。
このページのもくじ
セルフマネジメントとは?
まずはセルフマネジメントの言葉の定義について。
直訳するとセルフマネジメント(self management)=自己管理。
リクルートマネジメントソリューションズでも下記のように紹介されている。
セルフマネジメント(self-management)とは、直訳すると「自己管理」となります。管理とは、一定の状態を維持させ、さらに良い方向へ発展させていくことです。つまりセルフマネジメントとは、自分の精神状態や健康状態を安定させ、より良い状態になるよう改善を図っていくことといえます。 引用元:セルフマネジメントとは|人材育成・研修・マネジメント用語集
端的に言うと、自分の状態を良い状態に持っていくことがセルフマネジメント。
セルフマネジメントを知らないと、特に社会に出てからは色んな場面で押し潰されかねない。
セルフマネジメントを知らないとどうなるか?
セルフマネジメントができないとこんなことに陥りやすい。
- 他車比較
- 自己嫌悪
- ストレスフル
- やる気が出ない
- 毎日が楽しくない
- 仕事に行きたくない
仕事はもちろんのこと、仕事がない休日まで弊害が生じるだろう。
始業してからは就業時間が来るのをひたすら考えていますとか、仕事が終わったら気がついたら次の日になっていましたとか、休日も仕事のことばかり考えてしまいますとか、同僚と比較して能力が低くて落ち込みますとか、友だちの話を聞くと自分の能力が低いと思います・・・
具体例をあげだしたら霧がないが、セルフマネジメントができないと負の連鎖に陥ってしまい、精神的にも体力的にもどんどん自分が蝕まれていってしまう。
セルフマネジメントのやり方
ではどうすればセルフマネジメントを高めることができるか?
ここで少しだけ僕の話をしてみる(興味がなければ飛ばしてもらって構わない)。
僕が学生時代の頃や社会人の頃は、とにかく人と比べて過ごしていた。友だちのように過ごしたい、テストは誰にも負けたくない、バイトでとにかく稼ぎたい、人よりもいい生活がしたい、誰よりも優れていたい・・・今思えば恥ずかしさしかないが、常に誰かと比べながらここまで生きてきたと言っても過言じゃない。ただ、とてもしんどかった。わからないやできないも言えないし、何しろ自分の弱さを誰かに見せれないのでどこか偽りの自分を常に演じ続けるのが本当に辛かった。そして社会人になって遂に偽っていた部分がすべてバレてしまう。あぁ、終わった…そんなことを思っていた。でも実際はその真逆でそこからは逆にとても生きやすくなった。自分のペースで過ごせるし、そんなに生き急ぎ必要なんてないんや、そんなことを思ってすごせるようになった。そのせいかはわからないが、生涯孤独で過ごすはずが、職場では管理職となり、プライベートでは家庭をもつこともできた。想定を遥かに超える順風満帆な生活になってしまった。
ダラダラ書いてしまったが、セルフマネジメントが高まったことで、楽に生きれるようになった。
ということで、ここからはセルフマネジメントを高める方法を紹介する。
①今の自分を分析する
②なりたい自分・理想の自分をイメージする
③なりたい自分・理想の自分との差異を知る
④何をすればなりたい自分・理想の自分になれるかを書き殴る
⑤できることからはじめてみる
⑥やった結果を振り返る
この①〜⑥のステップをひたすら行うことがセルフマネジメントにつながるので是非試してほしい。
①〜⑥を具体的に解説していく。
①今の自分を分析する
まず絶対にしないといけないのが、自己分析。
- 自分がどういう人間なのか?
- どういう考えをもっているのか?
- どういう考えのもと行動しているのか?
自分の好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、苦手なこと、好きな場所、嫌いな場所、好きな状況、嫌いな状況、好きな友だち、嫌いな友だち、居心地のいい場所、居心地の悪い場所…などなどおもいつくことをひたすら列挙してみるといいと思う。
さらに客観的に評価するのであれば、こんなツールを使うのもおすすめだ。
エニアグラムは無料、ストレングスファインダーは書籍を購入することで行える。
個人的には事細かに自分の資質を炙り出せるストレングスファインダーをおすすめしたいが、エニアグラムでもおおよそのタイプがわかるので、まだしたことない人は一度体験されてもいいと思う。
②なりたい自分・理想の自分をイメージする
自己分析ができたら、次は『なりたい自分・理想の自分をイメージする』をしてほしい。
ここで大切なのは、憧れの誰かをなりたい自分や理想の自分としてイメージしないこと。
というのも、ここで特定の人をイメージするとまたその人との比較が始まり、負のループの入り口を自分から作りかねないから。
できるだけ、自分自身がどういう状況・どういう状態でありたいかをイメージされるといいと思う。
【例】
- お金に困らない老後を迎えたい
- 2ヶ月〜3ヶ月に1回は旅行に行きたい
- ずーっと健康でいたい
- 子供が成長した時に一緒にスポーツをしたい
- 担当する対象者が自分らしい暮らしを再建できる最善の方法を提示できるようにしたい
③なりたい自分・理想の自分との差異を知る
なりたい自分や理想の自分をイメージできたら、今度は何が不足しているか、つまり差異を知る作業をしていく。
先程の例を一つ取り上げると、お金に困らない老後を迎えたいのであれば、
- 老後にどんな生活をしたいかをイメージする
- その生活に必要なお金の概算を出す
- 今の資産との差を出す
大雑把だがこんな感じで差異をしっていく。
④何をすればなりたい自分・理想の自分になれるかを書き殴る
なりたい自分や理想の自分との差異をしることができれば、あとはそれをどうやって解決していくかをひたすらに列挙してみよう。
ここで大切なのは、まずはひたすら列挙すること。できるかできないかは考えなくていい。
お金に困らない老後を迎えるためにできることであれば、
- 健康でいる
- 貯金する
- 働き続ける
- iDeCoをする
- つみたてNISAをする
- 浪費体質をやめる
- 時代の変化についていく
みたいな感じだ。
もし目標値が決めれるものがあれば、目標値があればよりよいだろう。
例えば貯金は毎月3万円、iDeCoは毎月5000円、NISAは毎月3万円みたいに。
⑤できることからはじめてみる
そしていよいよ行動だ。
④で列挙したことの中から、今できることを始めてみよう。
もちろん④ではできるできない関係なく列挙したので、ここでは実際に自分の生活にアジャストさせて実施していくことになる。
毎月の貯金3万が難しければ1万5000円にするもよし、iDeCoは資金拘束があるからつみたてNISAだけにするもよし、コンビニで買物をしがちだから、コンビニを通らない通勤経路を模索するのもいいだろう。
とにかく今の自分ができることから始めてみよう。
⑥やった結果を振り返る
そしてセルフマネジメントを完了するために欠かせないのが、振り返りだ。
ここで大切なのは絶対に他人と比較しないこと。
同じくらいのお給料なのに〇〇さんほど貯金できなかった。
こんな思考では一向にセルフマネジメントはできないまま。
この記事でいちばん大切なことをここで述べたいと思う。
比べる相手は過去の自分だ。
大事なことなのでもう一度いう。
比べる相手、比較する相手、競争する相手は過去の自分だ。
過去も様々あるので、参考にしてほしい。
- 昨日の自分
- 一週間前の自分
- 一ヶ月前の自分
- 三ヶ月前の自分
- 半年前の自分
- 一年前の自分
- 三年前の自分
- 五年前の自分
- 十年前の自分
いろんなフェーズの自分があると思うので、それと比較してほしい。
若い人ほど変化が激しいと思うので、昨日の自分から長くても三ヶ月前の自分と比べながらすすめてみると自分の成長に気が付きやすいのではないかと思う。
まとめ
ということで、本記事は以上になります。
この記事ではセルフマネジメントやり方について解説してみました。
①今の自分を分析する
②なりたい自分・理想の自分をイメージする
③なりたい自分・理想の自分との差異を知る
④何をすればなりたい自分・理想の自分になれるかを書き殴る
⑤できることからはじめてみる
⑥やった結果を振り返る
ダラダラと書いてきましたが、端的に言うと、他の誰とも比べずに、過去の自分と比較する。
これがこの記事で僕が言いたかったことです。
セルフマネジメントを身に着けて、精神的にも体力的にも疲弊せずに、うまく人生やっていきましょう。
この記事があなたの役に立てば幸いです。
そんじゃあね☺
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