どうも、頑張らないことをモットーに過ごす、たくみ(@takumi_blog_)です。
さっそくですが、昨日こんなTweetをしました。
追い込まれてる状況だといろんな可能性があることすら想像できないので、追い込まれる前に生活が困窮したときにどうすればいいか、対策をすることが大切。
知ってるだけで、状況は一変する。 https://t.co/gBnlj5YIcs
— たくみ:-)@頑張らない生き方 (@takumi_blog_) October 25, 2021
追い込まれてる状況だといろんな可能性があることすら想像できないので、追い込まれる前に生活が困窮したときにどうすればいいか、対策をすることが大切。知ってるだけで、状況は一変する。
生活が困窮している家族の長男が母親に『殺してほしいと』お願いされ、母親を手にかけ自ら110番通報するという本当に悲しく辛い事件がありました。
犯人となった長男はコロナの影響で解雇され無職に。
ここで失業保険や生活保護を申請できればよかったものの制度自体を知らず、誰にも相談できずに一人ですべてを抱え込んでしまい、他人に頼ることができなかったとのことでした。
今日はこの事件から得られる教訓を考えてみます。
先にまとめるとこんな感じです。
- 追い詰められる前に準備を
- 知っているだけで状況は変わる
- 生活のセーフティーネットを準備する
順番に解説していきます。
このページのもくじ
教訓①追い詰められる前に準備を

生活に余裕がないときには心の余裕もなくなり、普段は絶対にしないような判断をしてしまいます。
例えば、ブラック企業で勤めながら転職活動をしていると、転職先もブラック企業だったというのはよく聞く話です。
精神的に余裕がある状況であれば、良くも悪くもいろんな可能性を考えることができます。
ですが、毎日をなんとかやりすごしているようなギリギリの状態では、思考が追いつかず、目の前の状況だけが全てになってしまい、他の選択肢を考えること自体ができない状況になってしまいます。
『もし〇〇になったら、△△する。』
仕事をクビになったら、病気になってしまったら、災害にあってしまったら、事故にあったら…
あまり考えたくないですし、起こらないことが一番ですが、万が一にも何かに巻き込まれてしまってからでは対応ができないかもしれません。
なので、生活に余裕があるとき心の余裕があるときほど、最悪の事態に備えて準備をしておくべきです。
僕の生活を一変させてくれたリベ大の両学長のこの動画でも解説されていたので、よかったら参考にしてみてください。
教訓②知っているだけで状況は変わる

『知る』ということは『卵がゆで卵になるようなもの』です。
つまり『一度知ってしまうと知らない状況には戻ることができない』ということです。
そして、知識は人生をかなり快適なものに導いてくれます。
例えば、『B/S』。この夏まで『B/S』について、全く知識はありませんでした。『B/S』とはバランスシートの略称で貸借対照表のことをいい、財政状態を表すために使われます。ちなみにこの言葉は簿記3級を勉強したことで知り得た知識です。
この考え方を知ったおかげで、『資産』『負債』『資本』を家計に反映させることができるようになり、『車』や『家』を買うべきか買わないべきかなどを判断軸を持つことができました。
多くの人は家を買った段階で、『資産を買った』考えがちです。ですが、実際は35年ローンでの支払いであり、一括購入しない限り、持ち家を持った瞬間に負債が資産を超えるバランスシートとなります。
ということで、僕はバランスシートを知ってしまって以来、今の経済状況では持ち家を購入することはありえないなということになりました。
少し話がそれそうなので戻しますと、何も知らない状況は圧倒的に不利になるということです。
生活をする上で必要な知識、生活を楽にしてくれる知識、物事を判断するための知識など、どれだけ時間があっても学びきれない知識が世の中にはあります。
そして、知識を持ち合わせてうまく立ち回れれば、知識がないときと全然違った風景がみえてきます。
知っているだけで状況は圧倒的に変化しますので、日々学ぶことはとても大切です。
教訓③生活のセーフティーネットを準備しておく

最後に、生活のセーフティーネットは準備しておきましょう。
セーフティーネットについては僕のブログでは切り口を変えながら何度もお伝えしていますが、心穏やかに生活するためにはそれだけ大切な準備です。
セーフティーネットとして用意しておくべきことはこちらです。
- お金のこと
- 自分のこと
- 仕事のこと
お金のセーフティーネット
以前に『セーフティネットは自分で準備しましょう|貯金がないと詰みます』でも話しましたが、仕事をやめても半年〜2年くらいできるように貯金をしておきましょう。そのためには、最低いくらあれば生活できるかを知っておくべきです。
無意識的に払いすぎている費用は下記のとおりなので、生活費が高すぎるって人は一度見直してみてもいいかもしれません。
- 家賃
- 保険
- 通信費
- 電気代
要は固定費です。
電気代は変動費にあたりますが、古い家電を使っているとかなりの消費電力となり、電気代がアホほど高くなります。なので、古い家電を使っている場合も見直す必要ありです。
自分のこと
あなたは自分のことを気軽に相談できる相手はいますか?
特にコロナ禍になってからは精神的に疲弊して、身近でもうつ状態や適応障害になる人がちらほらいたりします。
一人で抱え込まずに、しんどいときにはすぐに相談できる人がいることはとても心強いです。
家族や友達に話しづらいことがあれば、心のサポートセンターなども利用することも選択肢に持っていてもいいかもしれませんね。
仕事のこと
『今の仕事でこれからも食べていけるかな?』
『今の仕事をやめたいけど、お金がないからやめられへん。』
昨今のように物価は上がるけど、低賃金だったりすると、生活が不安になりますよね。
そんなときは手に職をつけておいたり、転職を視野に入れておくのも一つの手段かもしれません。
仕事がなくなってからスキルを身につけたり職探しをしたりするのと、現職をまっとうしながらスキルを身につけたり職探しをするのでは、心の余裕も随分と異なります。
より良い条件の職場で働くためには、準備の段階から余裕を持っておくことが大切です。
余裕のあるうちに少し未来を見据えた行動をしておくことが、後々のセーフティーネットとなります。
まとめ
ということで、本記事は以上になります。
この記事では、生活に困窮した家族に起こった殺人事件から得られる教訓をまとめてきました。
最後に一つあり、自分の身に起こらないとはいえない、ということです。
人間誰でも、自分だけは大丈夫、といった思考に陥りがちです。
というか、そういうふうにできています。
なので、この思い込みに従いすぎずに、今一度自分の生活を見直してみましょう。
日々の準備がいざというときには役立ちます。
追い詰められたときには、きっと頑張ろうにも頑張る気力すらわきません。
そういったときに頑張らなくてもいいように、コツコツなにかをしておくといいかもです。
この記事があなたの役に立てば幸いです。
そんじゃあね☺
僕のブログでは『頑張らない生き方』をモットーに、『明日の自分が少しでも楽になれるノウハウや日々の気づき』を発信しています。
気になる方は人気記事のリンクを張っていますのでよろしければそちらにも遊びに来てください。
最後までご覧いただきありがとうございました。