どうも、お小遣い2万円のサラリーマンブロガーの匠(@takuchan_PT)です。
先日こんな記事を発見し、TWEETしました。
▶「最低賃金1000円」実現で、これから日本で起きるヤバすぎる現実
■最低賃金の引き上げ、失業のきっかけになるかも
「最低賃金1000円」実現で、これから日本で起きるヤバすぎる現実 最悪の格差社会へ…? https://t.co/c5rfrdJiIJ #スマートニュース
— たくみ@理学療法士 (@takuchan_PT) October 1, 2019
仕事ができないやつの賃金が上がれば、ただ人件費が上がるだけ。
経営者たちはきっと人を削って浮いた人件費で作業効率をあげる仕組みに投資するんやろうな。
賃金上がることにうぬぼれずスキルを磨くことはどのフェーズを生きてても重要だな。 https://t.co/pJTniMhUzm— たくみ@理学療法士 (@takuchan_PT) October 1, 2019
最低賃金が上がったことは最低賃金が低かった人にとってはとても朗報だったでしょう。
でも、最低賃金の上昇が逆に貧困層を増やすことになるかもしれません。
その理由は、最低賃金の上昇が失業率のアップにつながるかもしれないからです。
この記事では、貧困にならずに生き延びる方法をお伝えしようと思います。
朗報、最低賃金の上昇、悲報、最低賃金の上昇
この記事は先日書いた記事です。
僕が住んでいる大阪では最低賃金が964円に上昇しました。
最低賃金上昇という文字面だけみると低賃金の人には朗報です。
でも、どうして最低賃金を上昇させることになったのでしょうか。
政府の考えていることはこれです。
最低賃金をあげる⇒収入が上がる⇒お金を使う⇒景気が良くなる
世の中に出回るお金を多くしましょうってことです、つまりインフレに持ち込みたいのです。
一見ええことやるやんって思うこの政策ですが、ちょっと違和感もあります。
それは、『とりあえず最低賃金あげてくださいね』ってところです。
賃金は会社の成績(=生産性)が上昇することに比例してあがるのが本来のあり方です。
なのに、2019年10月1日の賃金上昇は、そういった条件ではありません。
『とりあえず最低賃金をあげてくださいね』なんですよね。
つまり、生産性が高い企業はノーダメージで生産性の低い企業は大ダメージをうけるんです。
最低賃金上昇は生活水準が低い労働者にとっては朗報な話ですが、生産性の低い企業にとっては悲報だったんです。
最低賃金の上昇⇒失業率UPというパラドックス

生活水準の低い労働者にとって朗報だった、最低賃金の上昇。
しかし、最低賃金があがったことで、仕事がなくなる人がたくさん出てくるかもしれません。
その理由はこの3つです。
- 賃金を払えない企業は倒産する
- 仕事ができない(スキルが低い)最低賃金の労働者はクビになる
- 高賃金でも生産性が低ければクビになる
最低賃金が上昇したことで、企業にはコスト=人件費が今まで以上にかかります。
人件費が上がれば、利益も減るので会社の存続も危ぶまれるところもでてきます。
とすれば、企業側は雇う人数を減らすか、雇っている人たちの質をあげようとするはずです。
雇う人数を減らすときの対象になるのが、先ほど記した『仕事ができない人たち』です。
これは最低賃金が低いも高いもないと思います。
『仕事ができない人』が対象です。
最低賃金が上昇することで、失業率が上昇するということが起こるかもしれません。
貧困にならずに生き延びる方法

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ここまで読んでこられた人の中にもきっと『やべ~なんのスキルもない』『俺って仕事ができない分類かも…』と悲壮感たっぷりの方がいるかもしれません。
でも、失業せず貧困にならないこれからの時代を生き延びる方法が2つあります。
それはもう、とてもシンプルです。
1つ目は『スキルを身につける』こと。
2つ目は『生産性の高い会社に転職(入社)する』こと。
ただそれだけです。
スキルを身につける
この記事を書いている僕は『理学療法士』という、国家資格を持っています。
この資格があれば、『超高齢化社会』ということもあって30年くらいは仕事があるはずです。
時代に合った/必要とされている資格であったり技能をもっていれば仕事に困らないでしょう。
特に希少価値の高いスキルを身につけていれば。
最近なら、『プログラミング』とかでしょうか。
まぁ何かしらのスキルを身につければ、きっと生き残ることはできるはずです。
生産性の高い会社に転職(入社)する
先ほども話したように、つぶれていくのは『賃金の払えない会社』です。
ということは、賃金が払える会社に入れば問題ありません。
賃金が払える会社=生産性の高い会社、です。
繰り返しになりますが、最低賃金が上昇するには本来は企業の成績が先にあがるべきです。
思い切って成長市場にある企業に転職してしまう方がいいでしょう。
といっても、現状維持バイアスが強い日本人。
一度、転職サイトに相談されることもおすすめします。
ただ、頭で考えていても何も変わらないので、とりあえず行動してみましょう。
最低賃金上昇が、失業のきっかけにならないために
最低賃金が上がったことは最低賃金が低かった人にとってはとても朗報だったでしょう。
でも、最低賃金の上昇が逆に貧困層を増やすことになるかもしれません。
その理由は、最低賃金の上昇が失業率のアップにつながるかもしれないからです。
失業しないためにも、
- スキルを身につける
- 生産性の高い会社に転職(入社)する
ぜひ、この2つを実践してみてください。
最後に、そんなんめっちゃハードルが高いやんと思う方に僕の担当していた患者さんが言ってくれたとてもいい言葉をお伝えして終わります。
楽してお金は稼げない。
楽に稼いでいる人たちほど、見えないところで頑張ってはる。
若いうちにたくさん勉強して、人に必要とされる仕事を身につけなさい。
では。