つみたてNISAで元本割れしてしまう人の特徴




どうも、たくみ(@takumi_blog_)です。

 

この記事では、つみたてNISAで、元本割れしてしまう人の特徴について話していきます。

 

この記事を書いている僕も、つみたてNISAをしています。

そのトータルリターンは2年間の累計で20%超となっています。

 

結論、元本割れをしてしまう人は『株価の値動きに左右されて、購入銘柄や金額を変更させる』という特徴があります。要は、安い時に買って、高い時に手放そうとする人です。一見、儲けが出そうな行動ですが、つみたてNISAで投資信託を購入していくのであれば、一番避けるべきがこの行動です。

 

その理由を解説しつつ、それ以外につみたてNISAで生じる可能性のあるデメリットも合わせて解説していきます。

 

とはいえデメリット以上のメリットもあるので、そちらも解説していきますね。




つみたてNISAで元本割れしてしまう人の特徴

つみたてNISAで元本割れしてしまう人の特徴は、

株価の値動きに左右されて、購入銘柄や金額を変更させる人

です。

 

というのも、安値で買って高値で手放せれば理想ですが、いつが安値でいつが高値かは誰にもわかりません。もしかしたらプロのトレーダーとかなら、チャート分析をすることで割り出すことができるかもしれませんが、素人には到底無理な判断です。

 

なので、つみたてNISAでは『安い時に買って高い時に売ること』を目指せば目指すほど元本割れするリスクが高まります。

 

逆を言えば、一度決めた設定を変更せずに、ほったらかしにしておくことが元本割れするリスクを回避する近道だったりします。

 

ですので、つみたてNISAをこれから始めようか悩んでたり、始めたけど自分のお金が減らないか不安な人は、つみたてNISAで積立設定を一度したら、それをほったらかしにしておくと良いでしょう。

 

もし、つみたてNISAで20年間で元本割れしてしまったら・・・

もしつみたてNISAで合計500万円を20年間運用し、最終評価額が400万円だったとします。(みんなが恐れている元本割れです。)もちろん利益は出ていませんので、税金を払う必要はありません。ただもしこの400万円を課税口座にうつして、運用を継続する場合は注意が必要です。

 

というのも、課税口座にうつったときから発生した利益に対しては税金が生じるからです。もし課税講座にうつしてから500万円まで評価額が戻ったとしても、100万円の利益が出ているとみなされ、100万円に対して20%の税金が課されてしまいます。

 

元本割れ以外のつみたてNISAのデメリット

つみたてNISAで生じる、元本割れ以外のデメリットは2つあります。

  • 選べる商品が少ない
  • 損したときの税制上の優遇が受けられない

 

選べる商品が少ない

つみたてNISAで販売されているの金融庁の厳しい審査を合格した投資信託とETFだけです。もしREITや個別株を購入するなら一般NISAや特定口座で購入する必要があります。

 

損したときの税制上の優遇が受けられない

つみたてNISAでは『損益通算』や『繰越控除』ができません。

■損益通算

例えば、商品Aで100円の利益が出て、商品Bで100円の損が出たとします。このときの運用利益はプラマイゼロです。これを損益通算といいます。しかし、つみたてNISAではこれがで適応されません。もし商品Bで損が出ても、商品Aで100円の運用利益が出ていれば、その運用利益100円が課税対象となります。

 

■繰越控除

通常の投資では、損を3年間繰り越すことができます。そのため、前年100円の損が出ても、今年100円の利益が出れば、『今年の利益(100円)+前年の利益(−100円)=0円』として利益をゼロに計上することができます。これを繰越控除といいます。

 

とはいえ、デメリットより魅力的なメリットもありますので、ここからはメリットを紹介します。




つみたてNISAはメリットが大きい

つみたてNISAのメリットは次の4つです。

  • 20年間は運用益、分配金が非課税
  • 少額から始めることができる(SBI証券なら〇〇円〜)
  • つみたて設定で放っておけば、高値づかみを避けられる
  • 必要な時にすぐに換金ができる

 

20年間は運用益、分配金が非課税

つみたてNISAでは毎年40万円まで、金融庁の厳しい審査をクリアした投資信託商品を購入することができます。

 

通常の投資では運用利益や分配金に対して約20%の税金がかかります。100万円の利益が出たら20万円は税金で持っていかれます。

 

しかし、つみたてNISAでは運用して得られた利益に対して20年間は課税されません。つまり100万円の利益が出たら100万円がそのまま利益となります。

 

少額から始めることができる

つみたてNISAは証券会社によっては100円から積み立てることが可能です。

ちなみに僕が利用しているSBI証券でも100円から積立が可能でした。

なので、投資初心者でもジュースを買うくらいのノリで投資を始めることができます。

 

つみたて設定をしてほったらかしにしておけば、高値づかみを避けられる

つみたてNISAはほったらかしておくことが、失敗を避けるコツです。

そのため、各証券会社には『積立設定』が用意されています。

  • 商品を選んで
  • 毎月(毎週)のいつ頃に
  • いくら積み立てるかを決める

ただそれだけです。

 

そうすることで高値掴みを回避することができます。

これを『ドルコスト平均法』といいます。

詳しくは下記の記事で説明していますのでご覧ください。

▶あわせて読みたい:手取り26万円サラリーマンの投資信託をドルコスト平均法で購入した感想

 

必要な時にすぐに換金できる

普段はほったらかしておいて、必要な時にすぐに換金すればOKです。

つみたてNISAは現金が必要な時にすぐに換金することができます。

 

これからつみたてNISAを始めたいけど、もし急にお金が必要になった時にどうしようって思われている方もいると思います。

 

もし、つみたてNISAじゃなくてiDeCoであれば、必要な時にお金をすぐに換金することができません。というのもiDeCoは60歳にならないとお金を引き出せないからです。

 

老後資金準備をしつつ、必要なときにはお金をすぐに引き出したい人はiDeCoよりもつみたてNISAのほうが向いていると思います。




まとめ

ということで、本記事は以上になります。

 

つみたてNISAで元本割れしたくなければ、基本的にはドルコスト平均法でコツコツと積み立ててほったらかしとけばOKです。

 

もしまだ証券口座を開設していない人は、これを機にぜひ開設してみましょう。

はじめての方であれば、ネット証券開設数No1の『SBI証券』での開設がおすすめです。

僕は『楽天証券』の口座も持っていますが、直感的に操作しやすいのは『SBI証券』なので、SBI証券でつみたてを続けています。とはいえ、『楽天証券』であれば楽天ポイントを使えるというメリットもあるので、このあたりはお好みで選んで問題ないと思います。

そんじゃあね☺




僕のブログでは『頑張らない生き方』をモットーに、『明日の自分が少しでも楽になれるノウハウや日々の気づき』を発信しています。

 

気になる方は人気記事のリンクを張っていますのでよろしければそちらにも遊びに来てください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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