どうも、サラリーマンブロガーの匠(@takuchan_PT)です。

この記事では「新社会人が知っておきたいお金の知識」について解説していきます。
具体的には
- 手取りの何%を貯金すべきか?
- 保険には入るべきか?
- 自己投資と資産運用どちらが大切か?
などです。
日本ではほとんど金融教育が行われていません。
お金の知識がある人、ない人ではこれからの人生に大きな差がつきます。
お金の知識は早く知れば知るほど、間違いなく人生を有利に進めることができます。
というのも、僕自身がここ2年くらい勉強しただけでも給料は大きく変わらなくてもお金に関する心配がぐっと減ったからです。
この記事は、社会人になりたての時に知っておきたかったなぁというお金の知識をまとめています。
今日お話しする内容は、社会人なら誰でも行動に移すことが可能です。
出だしを失敗すると、これからの人生を棒に振るといっても過言じゃありません。
少しでも幸せに過ごすためにも、ぜひこの記事で「お金の知識」を身につけていただければ幸いです。
ではどうぞ。
このページのもくじ
手取りの何%を貯金すべきか?

結論、『最低手取りの10%は貯金すべき』です。
手取り20万円の場合なら、毎月2万円の貯金をするということです。
でも、毎月2万円の貯金と聞くと、
- そんなに貯金しないといけないの?
- 毎月2万円の貯金なんて意味ないやん!
多いと思うか少ないと思うかは人それぞれだと思います。
それでも『最低手取りの10%は貯金すべき』です。
その理由は以下の通りです。
- バビロン大富豪の教えの一つだから
- 今ある手元のお金は、価値を高めることができるから
さらに深堀していきます。
バビロン大富豪の教え
バビロン大富豪の教えの中に「お金の愛される7つのルール」が紹介されています。
その一つが「収入の十分の一を貯蓄せよ」です。
この理由は超シンプルです。
イメージしてみてください。
毎朝、10個の卵を籠に入れる。毎夕9個の卵を使う。
毎日これを繰り返す。
するとどうなるでしょう。
いつかは籠の中から卵が溢れかえりますよね。
- 毎月、20万円の給料が振り込まれて、
- 毎月、18万円の給料を取り出す。
これを続けるだけで、100%資産を築くことが可能です。
大卒社会人の生涯年収は約2億円を言われています。
この「収入の十分の一を貯蓄せよ」を行動に移すと、単純計算で2000万円の資産を築くことが可能です。
つまり、「収入の十分の一を貯金」すれば、老後2000万円問題はあっという間に解決できます。
今ある手元のお金は、価値を高めることができるから
よく「お金持ちになるなら、お金に働かせろ」なんて言ったりします。
でもこれを聞くと、大抵の人はこう思うはずです。
「お金を働かせるとか、お金持ちの人がすることやろ」と。
しばらく前こそそうだったかもしれませんが、現代では誰でもお金を働かせることは可能です。
というのも、手元の1000円を年利10%で10年間運用すれば、2500円くらいまで増えるからです。
お金には「複利の力」が働きます。
お金の使い方を知っていれば、その価値はどんどん今以上に高めることが可能です。
巨人たちの肩に立ちましょう
アイザック・ニュートンは同じ科学者であるロバート・フックへ当てた手紙の中で、「私がかなたを見渡せたのだとしたら、それはひとえに巨人の肩の上に乗っていたからです。」と書いています。
これは現代の解釈では「先人の積み重ねた発見(成果)に基づいて、新しい発見を行う事」とされています。新たな成果は、過去の成果や知識の上で生まれるという考え方とも言えます。
ここでいう先人の積み重ねた発見は、「お金に困らない生活をするためには、収入の十分の一は貯蓄に回して、それを複利で運用する」ということです。
生活基盤が安定すれば、好きなこともしやすくなるので、新たな発見もしやすくなると思います。
ぜひ歴史や先人たちの言葉から、学びましょう。
そうするだけで、きっと30代40代と年齢を重ねてもお金には苦労せず生活できるはずです。
保険に入るべきか?

さぁ続いては「保険に入るべきかどうか?」この質問に答えていきます。
結論は、「基本的には加入するのは3つだけでOK」です。
職場によっては、保険屋さんが出入りしていて、新入社員は特に勧められると思います。(上司や同僚が入っていったら入った方がいいと思いがち)
ですが、基本的には保険にはそう多く加入する必要はないと思います。
基本的な保険の考え方
保険の基本は、
- 起こる確率は低いけど、
- 起こった時の損失が大きい時に対する備え
です。
これに該当するのはこんな時です。
- 自分がなくなると家族が困る
- 家事に対する備え
- 車で事故を起こして怪我をさせてしまう
必要な保険はこの3つ
ということで、基本的に必要な保険は以下の3つです。
- 生命保険(掛け捨てでOK)
- 火災保険(自分で探して契約)
- 自動車保険(車を持っている人のみ)
けがや病気に対しての備えは、貯金+公的制度で十分です。そのため、本当に必要な保険は自分が亡くなっても家族が生活できるような収入保険です。つまり、掛け捨ての保険です。
火災保険については、賃貸を借りるときなどに仲介業者が紹介してくれるものだと、補償内容が不十分なのに割高なモノが多かったりします。(現に僕もそうでした。)ですので、自分で探して契約しましょう。
自動車保険は、対人賠償保険・対物賠償保険をいずれも無制限の補償で加入しておきましょう。ただ、車を持たなければ不要なので、本当に車が必要かも検討すべきですね。
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自己投資と資産運用どちらが大切か?

最後に、「自己投資と資産運用どちらが大切か?」についてです。
これについての回答は両方大切です。
誰もが持っている2つの投資先
それが、
- 人的資本と、
- 金融資本
です。
人的資本は、一言で言えば労働力のことです。
自分の体を資本にして、稼ぐ力のことですね。
労働に対する対価を高くするか、長時間かつ長期間働くことができれば、人的資本は高まります。
金融資本は、預貯金や株や債券や不動産のことです。
利息で富を築いていきます。
金融資本の利息を効果的に増やすためのポイントが、「複利」と「時間」です。
ただ金融資本を形成していくには、まずは「収入の十分の一を貯金していく」ということから始めないと、タネ銭がないままではなかなか複利の効果も十分に受けることができません。
ということで、収入をあげるためにも若いうちは人的資本に投資することが大切だと思います。
まずは人的資本を育てつつ、こつこつ金融資本も育てていく
人的資本に投資をしていくのが先決というのが個人的な考えです。
しかし、10年前の僕に一番伝えたいのは・・・
こつこつ貯金しつつ、長期投資を始めておけ!!
ということです。
短期的に稼ぐ力を高めるのであれば人的資本を育てることは大切です。
ただ、「時間」という最大の資本を味方につけるのであれば、金融資本をないがしろにすべきではありません。
人的資本と金融資本はどちらか一方を育てればいいと言うものではなく、両輪が合ってブーストがかかります。
投資の名言の一つに、
卵を一つの籠に盛るな
という言葉がありますが、人的資本・金融資本のどちらか一方に投資することはまさに卵を一つの籠に持っていることと同じです。
ちなみに僕は人的資本を優先しすぎた余り、結婚してからは個人の貯金は10万円もありませんwww
人的資本への投資、金融資本への投資、どちらかが転んでもいいように、両方ともコツコツと進めておくとリスクは最小限に抑えることができるでしょう。
まとめ
ということで、本記事は以上になります。
この記事では、新社会人が知っておきたいお金に関する知識について解説してきました。
この3つは10年前の僕が知っておきたかった情報です。
もし知っていたら、今見える景色は大きく変わっていたんだろうなと思います。
特に長期投資については早く始めれば始めるほど、時間を味方につけることができるので、長期的な資産形成においてはかなり効果的です。
詳しくは、過去の記事もありますので、こちらをご覧ください。
あわせて読みたい
この記事を読んで頂いたあなたが、お金に困らず社会人生活を過ごしていただければ幸いです。
参考にした書籍は以下にリンクを張っておきますので、気になる方はチェックしてみてください。
では。
参考書籍
①バビロン大富豪の教え
②お金の大学
③臆病者のための億万長者入門
僕のブログでは【借金背負っても幸せに暮らすサラリーマンの日常】と題して、お金の管理のこと、マネーリテラシーに関すること、働き方に関することや暮らしのことを発信しています。
気になる方は人気記事のリンクを張っていますのでよろしければそちらにも遊びに来てください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
新社会人が知っておきたいお金の知識は何ですか?