どうも、お小遣い1万5千円のサラリーマンブロガーの匠(@takuchan_PT)です。
「将来に備えてお金を貯めないといけない」
誰しも一度は思ったことがあるんじゃないでしょうか。
ですが、実際にお金を貯めようとすると、「気が付いたら、お金がない…」、「貯金は始めたけど今度は生活が窮屈で楽しくない…」、結果的には「もっと収入が高ければ…」とこんな悩みを抱えている人も少なくないではないでしょうか。
そこでこの記事では、「少ない収入でもお金を貯める方法」をお話していきます。
手間のかかることは一斉抜きにして、今日からすぐに始めることができる方法をご紹介します。
記事の前半では「少ない収入でもお金を貯める方法」を、記事の後半では「貯金が上手かどうかの目安」について解説していきます。
ではどうぞ。
このページのもくじ
少ない収入でもお金を貯める方法

結論はとてもシンプルです。
収入より支出の額を減らしましょう、以上です。
「なんだそれだけかよ?!」と思われたあなた。
この記事を読まれているということは、きっとこのシンプルな原理原則を守れていないので要注意ですよ。
以下に解説していきます
支出額を減らす方法
お金を貯めることが苦手の人の中には、「もっと年収が高ければ…」などと思ってしまう方も多いと思います。
ですが、実際は収入が高くても貯金が成功するわけではありません。
どれだけ収入や資産を持っていても支出額がそれ以上であれば、お金は貯まりません。
ということで、お金を貯めるにはどれだけ支出額を抑えることができるかがとても大切です。
支出額を減らす具体的な方法は下記のとおりです。
固定費を削減する。
簡単にできるものから順に記すと・・・
- 格安スマホにする
- 掛け捨て保険以外の保険は解約する
- 車が必要ないなら手放す
- 家賃が下げれるならとことん下げる
とこんな感じです。
格安スマホにすれば、年間で6~10万近くの節約になります。保険は日本においては国民保険で十分に足りるのでそれ以外のほとんどは解約しても大丈夫です。車においては使用頻度が低ければ無駄に維持費を払いかねないので手放すことも視野に入れるといいかもしれません。そして毎月払う家賃は安ければ安いだけ節約になるので、家賃交渉をするなり、部屋を持て余しているようなら引越しも視野に入れてみましょう。
詳しくは別の記事でも固定費のことについては話しているので、以下のリンクをご覧ください。
家族3人暮らしの支出額合計はこんな感じです
実際に手取り26万円の我が家の支出額を紹介するとこんな感じです。
- 家賃:65,000円(間取り3LDKの賃貸)
- 保険代:7,000円(夫婦二人分の掛け捨て)
- 通信費:9,000円(スマホ・インターネット回線)
- 奨学金:22,500円(43歳までの支払い)
- 定期代:5,000円
- お小遣い:30,000円(夫婦二人分)
- 妻美容代:10,000円
- 生活費:50,000円(食費込み)
- 光熱費:10,000円(ガス・電気・水道代)
- ブログサーバー代:1,000円
- サブスクリプション:500円(Amazonプライム会員)
合計:210,050円
家族3人生活のわりに比較的支出は抑えることができている方ではないかなぁと思います。
王道どおり、先取り貯金をする
冒頭の例にも挙げましたが、「気が付いたら、貯金するお金がない、むしろ今月のお金が足りない」そんな状況にならないのが何よりも大切です。
この方法を回避する方法はたった一つしかありません。
それは「先取り貯金をする」ということです。
「えっ?!そんなこと?」とお思いの方、これにはちゃんとした理由があります。
それは、人間は使える分は全部使ってしまうという性質を持っているからです。
つまり、収入の分だけ(もしくはそれ以上)支出してしまうのです。
この原理原則に打ち勝つためには「先取り貯金する」しか方法はありません。
「先取り貯金」せずに貯金できるあなたはよっぽどのケチだと思います(笑)
まぁそのような方はこの記事すら読んでいないと思いますが…。
先取り貯金の目安
先取り貯金と言ってもいくらから始めればいいかわからない人もいると思います。
そんなひとは、いつまでにいくらのお金を貯めたいかを逆算してみましょう。
目標が明確であればあるほど、具体的な金額を貯めれますよ。
ちなみに僕は1年間で120万円の貯金に成功しました。
その時は手取り24万円で毎月3-5万円の先取り貯金をしていました。
もし目標がない人はまずは1か月の最低限の生活費を計算し、その6か月を目標にしてみましょう。
理由は半年分も貯めていれば、仮に仕事を辞めても半年は食いつなぐことができるからです。
それに仕事を辞めなくてもそれ以上のお金は自己投資や運用資金にするなど、新しいことに挑戦する資金にもなります。
お金を貯めるなら、お金を守る
「収入より支出を減らす」、「先取り貯金をする」とここまでいたってシンプルな方法をご紹介しました。
この2つのシンプルなルールを守ることができても貯金できない人が中にはいます。
その人たちの特徴は「お金を守れない」です。
具体的にはこんな行動をする人です。
- ギャンブルをする
- 無駄に保険に入る
- 飲み会に行きまくる
- 無駄に買い物をする
- 見栄で買い物をする
- 収入と生活費が連動して動く
- よくわからない価値の物を買う
お金を貯めるという結果を出すなら、今までしていた浪費行動は一度見直しましょう。
ここで終わると、そんな我慢の多い生活はしんどいから嫌やとどこからともなく声が聞こえてきそうなので、幸福度を保つ方法を少し紹介します。
少ない収入でも幸福度を保ちつつ、備えを作る方法
自分の好きなことに優先順位をつけて、そこにはお金をちゃんとかけましょう。
例えば、iphoneを持つことで生活の充実度が高まる人は、iphoneが出た時には買い替えるのはOKみたいな感じです。
ただし、それ以外のところは倹約をしましょう。
収入が限られているのに全部を満たすことはさすがにできません。
なので、自分が一番優先したいことだけは妥協のないように暮らしましょう。
全部を我慢するのではなく、自分の一番好きなところにはお金をかけるようにすれば幸福度を保ちつつ備えも作れるでしょう。
【応用編】お金が貯めながら、お金を増やす
少ない収入でもお金が貯まってきたら、「お金を増やす」ことも視野に入れるといいと思います。
その代表的なものが「つみたてNISA」です。
お金を銀行に預けててもいいですが、そのお金が増えることはほぼあり得ません。
それに対して、「つみたてNISA」で投資を始めれば資産形成にもつながります。
例えば、月3万円の積立投資を始めるなら、想定利回り3%で20年間運用した場合、最終積立金額9,849,060円になります。
詳しくは、『【手取り26万】月3000円のほったらかし投資生活を始めてみた感想』で少額投資の感想も話しているのでご覧ください。
お金をうまく貯めれているかを見分ける方法

前半部分では、「少ない収入でもお金を貯める方法」についてお話してきました。
ここからは「お金をうまく貯めれているかを見分ける方法」について解説します。
せっかく貯金をするなら上手に貯金ができるようになりましょう。
ということで、お金を貯める力を伸ばすために意識しておきたいポイントについて話していきます。
お金を貯める力を伸ばすために意識しておきたいポイントは3つです。
- 貯金額はいくらになっているか
- 貯金率はいくらになっているか
- 楽しく幸せに貯金できているか
順番に見ていきます。
貯金額はいくらになっていますか?
前半部分で紹介したように「収入>支出」のフローを作ることができれば、自然と貯金額は増えていくと思います。
お金を貯める力が一番目に見えるのは「貯金額」です。
例えば、60万円貯金している人よりも100万円貯金している人の方がお金を貯める力はあるといえるでしょう。
貯金率はいくらになっていますか?
ですがこれだけで判断するのはあまり適切とは言えません。
というのも前者が年収300万円で後者が年収500万だとしたら・・・
■Aさん:年収300万円で貯金額が60万円なら、その貯金率は20%
■Bさん:年収500万円で貯金額が100万円なら、その貯金率は20%
Bさんの方が貯金額が多いため貯金上手に見えますが、貯金率ではAさんと同額なので貯金のうまさはAさんもBさんも同じくらいと言えます。
ちなみに「バビロン大富豪の教え」によると、収入の10%を貯金するのが目安とあります。
特に収入が少ない働き始めの頃は収入の10%を貯金できるように目指しましょう。
楽しく幸せに貯金できているか
お金を貯める力を伸ばすために大切なことは「楽しく幸せにできているか」ということです。
いくら貯金額・貯金率が高まっても、生活が窮屈で何の楽しみもないのであれば何のためにお金を貯めているかわかりません。
楽しく幸せに貯金ができない人の特徴は、「何の目的もなく漠然とお金を貯めたい」ということです。
なので、「どうしてお金を貯めるのか?」、この問いに対する答えを明確に持っておくといいと思います。
例えば・・・
- 10年後に家族で海外旅行に行く
- 20年後に家族で世界一周旅行に行く
- 老後に妻と二人でのんびりスローライフを送る
こんな感じです。
楽しい未来のためなら、今の倹約も苦痛になりません。
とはいえ、今を楽しむ事も大切なので先ほど決めた自分ルールに合わせて欲求を満たしながら、目標を目指していきましょう。
まとめ|幸福度を保ちつつ、備えをつくろう
ということで、本記事は以上になります。
最後におさらいします。
少ない収入でもお金を貯める方法はいたってシンプルです。
- 収入>支出
- 収入の10%の先取り貯金をする
- お金を守る
- 欲しいものに優先順位をつける
- お金を使ってお金を増やす
なかなかお金が貯まらない…という方は一度これらのことを上から順に試してみてください。
日々の小さな積み重ねで大きな成果が得られるはずです。
僕のブログでは【サラリーマンのお金の管理・貯金方法を発信中!!】と題して、お金の管理のこと、マネーリテラシーに関すること、働き方に関することや暮らしのことを発信しています。
気になる方は人気記事のリンクを張っていますのでよろしければそちらにも遊びに来てください。
最後までご覧いただきありがとうございました。