どうも、たくみ(@takumi_blog_)です。

ということで、この記事では賃貸物件を借りる時に初期費用を安くする方法や、毎月の家賃を安くする方法を解説していきます。
この記事で解決できることはこんな感じです。
- 賃貸物件を借りる時に初期費用を安くする方法
- 毎月の家賃を安くする方法
この記事を解説している僕は、生まれたときから賃貸物件に住み続けるサラリーマンです。
今住んでいる賃貸物件で毎月の家賃を1万円も安く借りることができました。
そしてそうやって無駄な支出を削って今では年間200万円の貯金に成功しています。
ということで、早速解説していきます。
このページのもくじ
賃貸物件を借りる時に初期費用を安くする方法

まず大前提として、仲介業者(不動産会社)は有名な企業や大手だからといって信頼できるとは限りません。
というのも大手の仲介業者としても、フランチャイズの店舗だったりするからです。
そして、悪徳な仲介業者の場合、いろんな費用が上乗せされていたりするので要注意です。
その上乗せされやすいのがこちらです。
■知らないと、賃貸契約時にぼったくられやすいポイント
- 仲介手数料
- 火災保険
- 害虫駆除、室内消毒
- 賃貸保証会社加入料金
- 鍵交換代、ハウスクリーニング
順番に解説していきます。
仲介手数料
基本的には賃貸住宅の仲介手数料は入居者が同意しない限り0.5か月分以上払う必要はありません。
というのも、法律で「仲介手数料は入居者と大家さんから合わせて1ヵ月分までしかとってはいけない」と決まっているからです。
悪徳な仲介業者の場合、入居者に無承諾で大家さんの分まで負担した1ヵ月分の仲介手数料を請求してきたりします。
このとき大家さんから仲介手数料をもらっていないからといって、その分を賃貸契約者は同意がない限り払う必要はありません。
ちなみに最近では仲介手数料無料の業者もありますので、よかったらコチラも使ってみてください。
グロービック株式会社(東京)
クロスエステート 本店(東心斎橋店)
株式会社good ハウスリスト(大阪)
火災保険
仲介業者が提案する火災保険はぼったくりです。
つまり、「料金は高いのに補償内容は薄い」ということです。
基本的には、仲介業者が火災保険会社を指定する権利は特にありません。
なので、ネットで自分で火災保険を探す方が補償も手厚くてお得です。
ちなみに、実際に僕が仲介業者に勧められた火災保険も補償はかなり薄かったです。
具体的には、家財補償が300万円で、借家人賠償責任が1500万円、高層に住んでいるのに水災に関する補償がついている、突発的な事故(破損・汚損)に関する補償なし、それでいて保険料は2年間で約1万6000円でした。そして今契約している火災保険は家財補償が300万円借家人賠償額が2000万円、突発的な事故(破損・汚損)に関する補償ありで2年間で8000円です。
こんな感じで、ネットで探せば値段は半分で、それでいて補償は手厚い保険もあります。
ネットの火災保険が不安だなぁという方もいると思いますが、実際は仲介業者が手配した火災保険の方が薄っぺらい保険です。
なので、値段じゃなくて補償内容を見比べましょう。
さらに賃貸の火災保険を詳しく知りたいという方はこちらの記事もご覧ください。
害虫駆除、室内消毒
除菌消臭や害虫駆除も基本的には必要ありません。
というのも、2018年札幌市内アパマンショップ爆発事故がありました。
この原因は貯めこんだスプレー缶を廃棄しようとしたことでした。
当時アパマンショップ店内では、従業員が除菌消臭スプレー缶120本以上のガスを抜く作業を、換気をせずに行っていたらしいです。
この事実からわかることはこの2つです。
- 害虫駆除や除菌消臭、室内消毒はスプレーを使用してするだけということ
- そのスプレーですら実施されていなかった可能性があるということ
ちなみに僕が以前一人暮らしをしていたときは、害虫駆除や防虫対策をしてもらっていたはずなのに、あっというまにGが発生しました。
あと、自分がいくら気を付けてても周囲の環境次第でいくらでもGが発生するリスクはあります。
なので、賃貸を契約する際には思い切って、除菌消臭や害虫駆除は必要ないと言ってみましょう。
そして自分で入居する前に害虫駆除や防虫の対策をしちゃいましょう。
いま僕が住んでいる家では、入居する前に自分たちで防虫対策をしたせいか4年経った今でもGは発生していません。
賃貸保証会社加入料金
賃貸保証会社の費用は、実際にパンフレットをみながら実際の保証料を確認さしてもらいましょう。
ちなみに保証会社の相場は賃料の50%程度です。
もし賃料の100%とかいわれたらぼったくられているかもと疑ってみましょう。
鍵交換代、ハウスクリーニング
鍵交換についても相場よりも高く設定されていることがあるので要注意です。
ちなみに相場は1万5000円程度(お金の大学より)です。
必要のない場合は不要というのも一つの手段です。
さらにハウスクリーニングについては、どんなふうに掃除をしてくれるのかを聞いてみましょう。
要注意なのは、入居時も退去時も請求されることです。
Wで支払わないように気を付けましょう。
ということで、仲介業者の出した請求書のチェックておきたい項目はこんな感じです。
■値下げ交渉の余地あり
- 賃料
- 共益費
- 火災保険
- 鍵交換費用
■相見積もりで安くなる可能性があり
- 礼金
- 補償会社加入料
- 仲介手数料
- 害虫駆除費・室内消毒
- ハウスクリーニング
さぁ、準備は整った!ここからが本当の家賃交渉

ここまでの作業は初期費用でぼったくりをされていないか、適正価格になっているかを見直しているだけなのでここからが本番です。
家賃を下げることは毎月の固定費を下げることなのでとても大切です。
1ヵ月の家賃が5000円下がれば年間では6万円もの節約になるからです。
ということで、相手の顔色は考えずに必ず家賃交渉は行いましょう。
家賃交渉をするときのポイントは、大家さんと交渉することです。
「家賃の交渉をしてほしい」と伝えたときに、もし仲介業者が「ここの家賃は下げれないんですよ~」と言ってくるようであれば、その仲介業者はやめといた方がいいと思います。
というのも、家賃を下げるかどうかの判断は本来は大家さんがするものだからです。
大家さんが本当に応じてくれない場合は仕方ありませんが、基本的には交渉相手は大家さんです。
なので、家賃を下げれるかどうかは仲介業者が勝手に判断することではありません。
家賃を交渉するときのポイントは、「申し込みを前提にする」ということです。
例えばこんな感じです。
- 礼金を0.5カ月、家賃を1万円下げてくれたら即決します。
- 礼金は下げなくても、家賃を1万円下げてくれたら即決します。
具体的な金額で交渉すると話は進みやすい印象です。
ちなみに今僕が住んでいる物件は本来は1カ月7万5000円でしたが、6万5000円まで下げることができました。
最後に注意点があります。
それは、礼金については仲介業者が上乗せしている場合があるということです。
礼金を上乗せしているかどうかは賃貸を契約する前に複数の業者に見積もりを出してもらうとわかります。
基本的にはどの物件も複数の仲介業者が取り扱っていることがほとんどです。
(考え方としては、電化製品をいろんな電気屋さんや価格ドットコムとかで値段を比べるのと同じです。)
一つの仲介業者しか取り扱っていないというのは10%の物件くらいらしいです。
なので、基本的にはどの物件も複数の仲介業者で見積もりができるので、本命の物件があれば必ず相見積もりをとりましょう。
やり取りの方法については、必ず内覧をする前にメールやLINEで履歴を残してやるのがおススメです。
先に数社の見積もりを持っておけば、交渉もしやすくなりますからね。
ということで、相見積もりを取るときは、内覧をする前に初期費用を確認したいから見積もりをお願いします、という旨の連絡をしちゃいましょう。
まとめ
ということで本記事は以上になります。
賃貸物件を安く借りる方法について解説しました。
手順は大きくこの2つです。
- 賃貸契約前に複数仲介業者に見積もりを出してもらう
- 相見積もりを参考に適正料金で契約できる交渉をする
何も知らずに、賃貸を借りに行こうとすると必要以上のお金を請求されます。
しかも、知識がなければお金を守ることはできません。
大きなお金が動く時ほど、しっかりと知識武装して相手話せるように準備しておきましょう。
この記事があなたの役に立てば幸いです。
参考にした書籍
僕のブログでは『頑張らない生き方』をモットーに、『明日の自分が少しでも楽になれるノウハウや日々の気づき』を発信しています。
気になる方は人気記事のリンクを張っていますのでよろしければそちらにも遊びに来てください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
賃貸物件を借りる時に初期費用を安くしたい、毎月の家賃を安くしたい