どうも、サラリーマンブロガーの匠(@takuchan_PT)です。

誰もがこんなことを思うんじゃないでしょうか。
貯金がある程度溜まってきてもこんな疑問を持っていました。
ということでこの記事では以下の4つの項目について解説していきます。
それがこちらです。
- 年代別の貯金額
- 貯金を確実にしていくためのコツ
- 実際、貯金はいくらあれば安心なのか
- お金を増やしていく方法について
この記事を書いている僕は、病院に勤務する30代のサラリーマンです。
もともと貯金は苦手で、昔はカードの支払いでいっぱいいっぱいの生活をしていました。
ですが、今では確実に貯金を積み上げて投資にも手を出すことができています。
そんな僕が、解説していきます。
ではどうぞ。
このページのもくじ
みんなはいくらくらい貯金しているの?

リーディングテック株式会社が『貯金実態調査2020』の結果を公表していました。
なので、こちらのデータを見ていこうと思います。
貯金の平均値と中央値
■貯金額の2020年の平均値:389万円
■貯金額の2020年の中央値:200万円
※平均値:全体の数字の合計を均等化した値
※中央値:複数のデータを数字の小さい順から並べたときに、真ん中に位置する値
引用元:貯金実態調査2020
平均値と中央値で参考にすべきは中央値です。
というのも、平均値は一人でも貯金額がかなり多かったりすると値に影響を及ばすからです。
僕の感想としては、意外と少ないなという感じです。
世間の人はもっと貯めこんでるんじゃないかなと思っていました。
年代別の貯金額の平均値は?
■20代(n=282):170万円
■30代(n=438):362万円
■40代(n=262):554万円
■50代(n=101):616万円
■60代(n=22):905万円
■70代(n=4):413万円
引用元:貯金実態調査2020
年代別で見ると、60代までは右肩上がりで貯金額が増えて言っているのが特徴です。
70代から減少しているのは、貯金を切り崩しながら生活しているからでしょう。
年収別の貯金額の平均値は?
■100万円未満(n=28) :123万円
■100万円台(n=50) :334万円
■200万円台(n=152) :191万円
■300万円台(n=172) :242万円
■400万円台(n=150) :256万円
■500万円台(n=165) :390万円
■600万円台(n=138) :479万円
■700万円台(n=90) :482万円
■800万円台(n=63) :836万円
■900万円台(n=24) :683万円
■1000万円以上(n=80) :792万円
引用元:貯金実態調査2020
年収別でみても、年収と相関するように貯金額は大きいですね。
しかし、年収800万円の人より年収900万円以上の2層が平均貯金額が少ないのは特徴的ですね。
つまり、お金があるからといって貯金ができるということではなさそうですね。
貯金を確実にしていくためのコツ

年収別の平均貯金額からわかるように、年収が高いからといって貯金ができるということではなさそうですよね。
ということで、貯金を確実にしていくためのコツを話していきます。
結論は『収入>支出』にしましょう。
具体的に解説していきます。
『収入>支出』にするための3つのコツ
『収入>支出』にするためのコツはこの3つです。
- 手取りの10-20%を先取貯金する
- 固定費を可能な限り小さくする
- 収入を増やす
お給料をもらったら、まずは先取貯金をしましょう。
というのも、にんげんの性質としてあればあるだけモノを使ってしまうからです
▶参考記事:あればある分だけ使ってしまう、『パーキンソンの法則』
正直これさえできれえば、『収入>支出』にコントロールすることは可能です。
そしてこれを継続したり、貯金額を増やすために以下の2つの方法を試してください。
それが、固定費を可能な限り小さくすることと、収入を増やすことです。
収入を増やすと貯金がしやすくなることは先ほどのデータを見ていただいた通りです。
ですが、900万円以上の収入群が800万円の収入群より貯金額が少なかったように、収入が多いからと言って貯金ができるわけではありません。
そこで、優先してすべきことは固定費を可能な限り小さくして支出を抑えるということです。
ここで大切なことは、細かい支出を削減するわけではありません。
できるだけ大きな支出をへらすことがポイントです。
大きな支出はこの3つです。
- 家賃
- 車
- 保険
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
▶サラリーマンの住処|持ち家か、賃貸か…
▶サラリーマンの生活に車はいらない
▶【お金の守り方】貯蓄型保険が不要な理由【資金準備の基本は貯金と長期投資】
実際、貯金はいくらあれば安心なのか

ということで、ついに本題です。
じゃあ実際、貯金がいくらあれば安心なのか、解説していきます。
結論は『貯金の目的による』ということです。
解説していきます。
何のために貯金をしていますか?
さて、ここまでお読みいただいたあなたは何のために貯金をしていますか?
- 老後の資金
- 子供の教育資金
- 結婚式の資金
- 仕事を辞めるため
- 特に目標はない etc…
貯金をする目的や目標を立てることはとても大切です。
というのも、目的や目標がなければどれくらい貯金をしたらいいのか目安がないからです。
実際に僕は貯金がほとんどできない時期がありました。
その時は貯金する目的や目標がありませんでした。
ですが、結婚すると明確な目標ができてからは貯金ができるようになりました。
目的や目標は特にないけど、どうしたらいい?
目的や目標がない人もいるかと思います。
そんな人は、収入がなくなってもしばらく生活できるだけの資金を目標にするといいと思います。
個人的には1年くらい仕事しなくても生活できるお金があれば安心な印象です。
例えば、毎月の固定費が10万円、変動費が5万円以内で過ごせるなら、15万円×12カ月分の180万円を目標にする、そんな感じです。
自分の固定費がわからないという人は、この際ぜひ計算してみましょう。
ちなみに、固定費を計算することで毎月いくら稼げば最低限生活できるかということがわかるので、ある意味心の安定にもつながるからおすすめです。
当たり前ですが固定費は安ければ安いほど楽に生活はできますが、極端に生活レベルを下げると反動が来ることもあるので、少し余裕をもって下げることをおススメします。
お金を増やしていく方法について

最後に稼ぐこと以外のお金の増やし方について解説します。
結論、一般庶民ならつみたてNISAを始めましょう。
つみたてNISAをやらない理由が見つからない
つみたてNISAは国が推奨している制度です。
2019年に年金2000万円問題が浮上してきた後に推奨がさらに加速しました。
つみたてNISAでは年間40万円を運用することが可能です。
最大20年間積み立てることが可能なため、800万円まで運用することができます。
最大のメリットは運用利益に対する課税がないことです。
一般的な投資であれば、運用利益に対して20%程度の税金がかかります。
しかし、つみたてNISAでは非課税となるのです。
投資は怖い、投資は博打、投資は損をしそう、そう考えている人は少し勉強不足です。
投資の方法によってはほとんど損をしないということが歴史で証明されています。
詳しくはこちらにつみたてNISAの記事を用意していますので、ご覧ください。
まとめ
ということで、本記事は以上になります。
本記事では、貯金がいくらあれば安心なのかという疑問をテーマに、
- みんながどれくらい貯金をしているのか
- 貯金をするための方法
- 具体的な貯金額の決め方
- そしてお金の増やし方
について解説しました。
貯金をしたり、お金を増やすにあたって大切なことは目標や目的です。
それによって貯金の仕方や、お金の増やし方は変える必要があるからです。
これから貯金を頑張っていこうという人や今の段階では特に目的もなく貯金をしている人は、ひとまず目標や目的を立てることをおススメします。
この記事があなたの役に立てば幸いです。
では。
僕のブログでは【サラリーマンのお金の管理・貯金方法を発信中!!】と題して、お金の管理のこと、マネーリテラシーに関すること、働き方に関することや暮らしのことを発信しています。
気になる方は人気記事のリンクを張っていますのでよろしければそちらにも遊びに来てください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
貯金っていくらあればいいんですか?
貯金が確実にできる方法を知りたい。
お金を効率よく増やしたい。