『時間を味方につける』という生き方




どうも、頑張らないことをモットーに過ごす、たくみ(@takumi_blog_)です。

 

先日こんなTweetをしました。

時間は資産。

時間を有効に使えば、生活は見違えるほど楽になる。

 

時間をたくさんかければ良いこともあれば、時間をあまり費やさないほうが良いこともあったりします。

 

ということで、この記事では『時間を味方につける』生き方をテーマに話していこうと思います。

時間を味方につける生き方①利回りのいいポジションを取る

時間を味方につける生き方を話していく上で外せないことの一つが『時間は資産』ということです。

言わずもがなですが、人間この世に生を受けたときから、死へのカウントダウンが始まっています。

 

つまり、『時間=寿命』ということです。

当然ですが、授かった時間をどうやって使うかで人生が豊かになるか貧しくなるかが決まります。

 

人生が豊かになるか貧しくなるかを左右する要因の一つに『お金』があります。お金が人生を豊かにするか貧しくするかなんて言っちゃうと、『そうじゃない!!』という人が一定数いますが、誰がなんと言おうが実際にお金がないと生きていくことはできません。

 

なので、みんな就職し労働をして、貯金をするわけです。

しかし、貯金をするだけでは時間を味方にできていません。

 

というのも、貯金の金利は0.001%

100万円を預金しても1年後には100万1000円にしかなりません。

 

フランスの経済学者であるトマ・ピケティさんは衝撃の法則を発表しました。

それが『r>g』です。

要するに、土地や株などの資産を持つ富裕層が1年間で投資から得られる収益率、つまり資産運用に得られる富(4〜5%)は労働によって得られる富(1〜2%)よりも成長が早い、ということ。つまり、資産を持っている人はより裕福になり、労働でしか富を得られない人はいつまでも裕福になれないってことです。

 

ここでいう資産とは、お金を生産してくれる株式や不動産や土地や金銀などを指します。

つまりこういった資産をもっておかないと豊かにはなれないということです。

 

ここで、時間を味方につける、ということに戻ります。

株式・不動産・土地・金銀のなかで、時間を味方にしやすい資産があります。

皆さんもうおわかりですよね?

『株式』です、厳密には『投資信託の長期投資』です。

 

その理由は平均利回りが4〜5%で2050年まで全世界の人口は増加し続けるからです。

人口が増加し続けるということは、必然的にお金は必要ですよね。

つまりどんどんお金は増えていきます。

短絡的かもしれませんが、この成長に身を預けると、資産はどんどん増えていきます。

 

で、全世界の成長に便乗して資産を増やす方法が、『投資信託の長期投資』ということになります。

ということで、実際に僕もこの方法を実践しています。

そうです、『つみたて投資』です。

詳しいつみたて投資の方法はこちらの記事を参考にしていただければと思います。

▶あわせて読みたい:【初心者向け】SBI証券でつみたてNISAの買い方を徹底解説しました

 

ちなみに、ピケティさんがおっしゃるように資産運用で得られる富が年間で4〜5%だった場合、2050年まで毎月一定額を積み立てたらこんな成績になることが予想されます。(我が家では毎月約7万円投資信託の買付をしています。)

  • 積み立て金額合計:2520万円
  • 運用成績    :5730万円

+3210万円の運用利益です。

 

もし、同じ金額を銀行に預け入れを続けた場合はこんな感じです。

  • 積み立て金額合計:2520万円
  • 運用成績    :2520.38万円

衝撃の3800円しか増えないという結果になりました。

 

ということで、時間を味方につけるためには、利回りのいいポジションを取ることが必須です。銀行への預金のように利回りの悪いところで、ポジションをとって時間を掛けても成果は全然出ません。世の中の成長している場所、利回りのいいポジションを見極めて投資をして、時間を味方につけましょう。




時間を味方につける生き方②制限をかける

ここまでは、時間はあればあるほうがいいという立場で話をすすめてきました。

ですが、何でもかんでも時間があればいいかと言われれば、そういうわけでもありません。

というのも、制限をかけることが成果につながるからです。

 

いわゆる締め切り効果です。

経験がある方も多いと思いますが、テスト前日やプレゼン前日の追い込まれたときのあれです。あのときの集中力ってすごくないですか?この集中力がずーっと続けばいい成績やいい資料を作り続けることができるのに、そんなに集中はできないですよね。

何がいいたいかと言うと、仕事や勉強の場合は時間をかければかけるほどいいてわけではないっていうことです。

 

『パーキンソンの法則』という法則があります。

人間の特性として、容量があればあるほど使ってしまうという法則です。

これは時間だけでなく、収納であったり、お金であったり、何にでも当てはまります。

どうも人間は余白を消したがる生き物のようです。

▶あわせて読みたい:あればある分だけ使ってしまう、『パーキンソンの法則』

 

なので、“あえて”制限をかけるのです。制限をかけるということは容量を減らすということです。

ここで、仕事や勉強の分量は変わらなくても時間の容量が減れば終わらない、という思考になる人はまだまだです。

時間の容量が減ると、この時間の中でどうやってうまく終わらすことができるかを考えるスイッチが入ります。

テスト前のようにギリギリの時間であれば、無意識的に集中力が高まります。人によっては山を張るといった手段を取る人もいるかも知れません。

なんしか、時間に制限を設けることで、工夫をするようになります。

 

その結果、1時間で5しかできなかった仕事が1時間で10できるようになったりします。

つまり時間を制限すると、生産性を高めることができるようになります。

 

なんでもかんでも時間を制限すればいいわけではありませんので、そこの見極めは必要と思いますが、基本的には複利が働かないもの以外は、時間はかけないほうが成果は高まります。

 

ということで、時間を制限することも時間を味方につける有効な手段の一つになります。

▶あわせて読みたい:『自分の時間』を取り戻す方法【もう時間がないなんて言わない】




まとめ

ということで、本記事は以上になります。

 

この記事では、時間を味方につける生き方をテーマに話してきました。

時間をかけるか、時間をかけないか。

めっちゃ些細なことですが、何をするときにも一度ここでふるいにかけておくと、行動は一変します。

 

楽にお金が増えたり、仕事の成果が高まったり、時間に余裕ができたり…。

 

お金は通帳に記帳されることで見える化されますが、時間は見えないからこそ意識する必要があります。

意識しなかったら、時間を無駄にしている、つまり寿命を無駄にしていると言っても過言ではありません。

 

『時間を味方につける』生き方をして、頑張らなくてもいい仕組みを作りましょう。

 

この記事が役に立てば幸いです。

そんじゃあね☺




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気になる方は人気記事のリンクを張っていますのでよろしければそちらにも遊びに来てください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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