番狂わせが多くてとても面白いロシアW杯

スポンサードリンク

無敵艦隊スペインVS開催国ロシア

ついにスペイン衰退?と思わせるような試合だった。

スコアは1-1(PK:3-4)でロシアの勝利。誰もが予想しなかった結果かもしれないが、サッカーの内容を見ればロシアが勝ちそうな内容でもあった。

スペインのサッカーといえば言わずと知れたポゼッションサッカーの究極系であるティキ・タカを駆使した攻撃であった。しかし、昨晩のスペインサッカーはどうだっただろうか。

ティキ・タカにはほど遠い、ただのポゼッションサッカーだったのではないだろうか。

パスは回すことができる。スタッツを確認してもパスの本数は1000本以上でその成功率も90%以上と目を見張るものがある。

しかし、ゴールを脅かすパス回しだっただろうか。

僕はそうは思わない。どこか受け手が曖昧で出し手がパスを出しあぐねるようなパスサッカーだったように思う。この雰囲気はこのロシア戦のみならずポルトガル戦にも感じたことだ。

ポルトガル戦のジエゴ・コスタの1得点目は最近のスペインサッカーからは予想できないような得点パターンであった。ブスケッツからのロングフィード1本からジエゴ・コスタの個人技でのゴール。

この時から今回のスペイン代表のサッカーには違和感が生じていたように思う。

シャビ・エルナンデスやイニエスタ、セスク・ファブレガスといった、バルサ上がりのティキ・タカの申し子ともいえるメンバーがいないもしくは衰えをみせる中でのポゼッションサッカーはすごくつらかったのではないだろうか。

リーガ・エスパニョーラで戦う、A.マドリードやR.マドリードが魅せるような高速カウンターの戦い方の方が今大会に選出されたスペイン代表の選手たちの戦い方にはふさわしかったのではないだろうか。

対してのロシアは凄く割り切った戦い方だったと思う。

ポゼッションは明らかにスペインだったが、奪った瞬間の攻撃の切り替えもスムーズで、前線に大きくボールを放り込んで、こぼれ球を拾う、もしくは前線の選手がしっかり溜めを作って2列目、3列目の選手が後方からバックアップし、ゴール前まで展開していく。

分かりやすい形ではあったが、それには迫力もあり、可能性をとても感じさせるものだった。

選手に合った戦い方を体現できていたと思うし、守備も粘り強かったのでどんどん自分たちのペースになってきたようにも見えた。

そして、最後の最後でPK戦での勝利。ほぼ狙い通りの展開であっただろう。

番狂わせが多くてとても面白いロシアW杯

  • ドイツVS韓国:0-2
  • ドイツVSメキシコ:0-1
  • アルゼンチンVSアイスランド:1-1
  • ブラジルVSスイス:1-1
  • コロンビアVS日本:1-2
  • ポーランドVSセネガル:1-2
  • エジプトVSロシア:1-3
  • アルゼンチンVSクロアチア:0-3
  • スペインVSモロッコ:2-2
  • ポルトガルVSイラン:1-1

ここまでのこの10試合はおそらく番狂わせといっても過言ではないだろう。

誰がロシアが勝ち上がると予想した、誰がドイツが韓国に負けると予想した、誰が日本がグループリーグを突破すると予想した。

W杯本大会だけでなく、誰がイタリアやオランダやチリがW杯の出場権を逃すと予想した。

今大会は本大会のみならず予選から波乱が本当に多い。

今晩行われる、ブラジルVSメキシコ、ベルギーVS日本も決して楽観視できる戦いではないだろう。

ドイツに勝ったメキシコ、ベルギーに相性のいい日本。

この先も目が離せないW杯。寝不足続きだがまだまだ熱い夜が続きそうだ。