つみたてNISAで損をしないための行動5選【行動をミスるとデメリットが最大化します】




どうもこんにちわ、たくみ(@@takumi_blog_)です。

つみたてNISAを始めたいけど損をしたくない、投資の知識がなくても大丈夫かな、すぐにお金を増やすことができるのかな

ということで、この記事ではこんな悩みを解決します。

 

ちなみに僕は病院勤めのセラピストで、2020年の1月からつみたてNISAを始めました。

今では妻と二人分の口座を開設し投資上限額まで積み立てをしています。

 

そんな僕が以下の3つについて解説します。

  • つみたてNISAで損をしない行動5選
  • つみたてNISAは投資の知識がなくても大丈夫な理由
  • 目先のお金に囚われている人はつみたてNISAは向いてない理由

お時間の許す方は最後までお付き合いください。

ではどうぞ。




つみたてNISAで損をしないための行動5選

早速ですが、つみたてNISAで損をしないための行動は下記の5つです。

❶年間投資枠は上限まで使い切る

❷インデックスファンドを購入する

❸手数料がかからない商品を選択する

❹買い付けをしたら値段を見ずに放置する

❺評価額が下がった時に安易に手放さずコツコツ買う

一つずつ解説していきます。

 

❶年間投資枠は上限まで使い切りましょう

年間投資枠は上限まで使い切る最大の理由は、“つみたてNISAの非課税枠がとても貴重だから”です。

つみたてNISAの投資枠は1年あたり40万円、これが20年となっています。

最大の投資金額、つまり元本は最大でも800万円です。

ここから出た利益は“非課税”というのが、つみたてNISAの最大のメリットとなっています。

 

特定口座で投資商品を購入した場合、売り上げの2割が課税対象となります。

例えば利益が1000万円あっても200万円が課税対象という事です。

いくら手数料の低い商品を購入しても、最終的に20%も税金に取られたら元も子もありません。

 

とはいえ、生活防衛資金の貯金がない人には年間投資上限枠までの投資は難しいでしょう。

そういった方はまずは家計を見直しましょう。

 

家計の見直し方についてはこちらのリンクをご覧ください。

【貯金ができない共働き夫婦必見!!】貯金ゼロから100万円を貯める方法

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投資をしているけどつみたてNISAはしてないという方は、運用利益を守るためにもまずはつみたてNISAの投資枠を使い切りましょう。

❷インデックスファンドを購入する

つみたてNISAで商品を選ぶときに大切なポイントは運用手法についてです。

 

運用手法には「アクティブ型」「インデックス型」の2つがあります。

 

「アクティブ型」はプロ(人)が株や債券を選んで購入してくれる手法です。

プロの人が商品を選択するので、人件費がかかる分手数料が高いのが特徴です。

 

「インデックス型」は指標に沿って機械が自動的に購入してくれる手法です。

機械が自動買い付けをしてくれる分人件費がかからず手数料も格安です。

またつみたてNISAで購入できるインデックスファンドは金融庁に厳選された商品という事も特徴です。

 

さて、一番大切なのはその運用実績です。

一見、機械が購入するよりプロの人が選ぶ商品の方が実績はよさそうです。

ですが実際には、アクティブ型がインデックス型に勝ったことはほとんどありません。

 

なので、つみたてNISAでどれを買おうか悩んでいる人はインデックスファンドの中から購入しましょう。

 

❸手数料がかからない商品を選択する

インデックスファンドを購入するときに気を付けたいのが手数料です。

 

インデックスファンドを購入するときには2つの手数料が発生します。

  • 信託報酬率(運用手数料)
  • 購入手数料

 

特に気を付けたいのが、「信託報酬率」です。

例えば、毎年の運用資金が100万円で信託報酬率が1%であれば毎年1万円を支払うという事です。

せっかく利益率が1年間で10万円でも手数料で1万円支払えば、純利益は9万円ということになります。

なので、インデックスファンドを購入するときは特に信託報酬率の低い商品を購入しましょう。

 

ちなみに信託報酬率など手数料が格安なのが「SBI証券」や「楽天証券」といったネット証券会社です。

銀行窓口の商品は手数料がアホほど高いので、窓口での購入はやめておきましょう。

 

❹買い付けをしたら値段を見ずに放置する

購入したインデックスファンドは長期で保有するようにしましょう。

理由は複利の恩恵を受けることができるからです。

 

✔複利について

まず複利と単利について説明しておきます。

複利、単利ともに利子のことです。

それぞれの違いはこんな感じです。

12万円の投資信託を運用利回り率5%で10年間購入し続けた場合

■複利の場合:元本+利息の合計に対して利子が付く。

そのため、10年後は155万円となる。

■単利:元本に対して利子が付く。

そのため、10年後は126万円となる。

インデックスファンドを購入する際、配当金を受け取らないように設定すると自動的に運用利益分を再び運用に回してくれます。

これが複利です。

文字通り、お金が働いてお金を稼ぐ状態となります。

 

そして「複利」は長期で保持すればするほどリターンが大きくなるのが特徴です。

少し運用益が出たからと言って手放すと将来の恩恵を手放すことなります。

 

具体的にはこんな感じです。

■3.3万円を運用利益率3%で10年間運用した場合。

元本:3.3万円×120カ月=396万円

利益:65万円

 

■3.3万円運用利益率3%で20年間運用した場合。

元本:3.3万円×240カ月=792万円

利益:291万円

なので、投資信託を購入した際はできるだけ長期間保持するようにしましょう。

 

❺評価額が下がった時に安易に手放さずコツコツ買う

過去を振り返っても景気の波は避けて通れません。

というのも、資本主義経済である以上バブルが付き物だからです。

そしてバブルが起こると物の価値が想定外に高くなることがある反面、バブルが崩壊すると一気に経済が崩壊します。

 

市場が乱れると株価は乱高下するので、いくら株式の詰め合わせの信頼性が高いインデックスファンドを購入していても、価格の変動が激しくなります。

こんなとき、損をしたくないという心理が働き、売りに出す人も少なくありません。

ですが、実際は不景気な時ほど投資商品を買うのが吉だったりします。

というのも、評価額が下がっている分、買い増しがしやすいからです。

 

ですが、実際はいつ評価額が上がったり下がったりするかはわかりません。

そこで長期投資で失敗したくない人ほど、景気に左右されずに毎月一定額を買い付けていくという事が大切となります。

これはいわゆる「ドルコスト平均法」という買い付けの方法です。

詳しくはこちらにリンクをご覧ください。

手取り26万円サラリーマンの投資信託をドルコスト平均法で購入した感想

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ここまでつみたてNISAで損をしないための行動について5つ紹介してきました。

ここからはつみたてNISAは投資の知識がなくても大丈夫な理由について解説します。

つみたてNISAは投資の知識がなくても大丈夫な理由

つみたてNISAは投資の知識のがなくても大丈夫な理由は、一度設定してしまえば放置でいいからです。

実際に僕も2020年の1月からほとんど勉強せずにつみたてNISAを始めました。

 

先ほど、解説したつみたてNISAで損をしないための行動をまとめると2つに分ける事ができます。

「手数料のかからないインデックスファンドの購入」「ドルコスト平均法での購入と長期運用」です。

 

投資に不安を抱える人の多くが、投資=デイトレードと考えているように思います。

一日中PCに張り付いて株価の上下に合わせて売ったり買ったりする、あれです。

 

ですが、つみたてNISAではPCの前に一日中張り付く必要はありません、

つみたてNISAでは、購入するインデックスファンドと購入金額を設定してしまえば、あとは自動的に買い付けをしてくれます。

なので、チャートの分析もしなくていいですし、日々の株価の上下も見る必要は特にありません。

 

どのインデックスファンドを購入した方がいいかについてはこれは個人の好みによりますが、国際:国内=6~7:4~3といったところでしょうか。

こちらについてはまた別記事で詳しく解説できればと思います。

何度も言いますが、ただ一つ言えるポイントは国内であれ国際であれ、手数料が低いインデックスファンドを購入しましょう。

 

参考になる書籍

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください

つみたてNISAを始めるきっかけになった1冊です。

初心者でもかなりわかりやすい名著だと思います。

目先のお金に囚われている人はつみたてNISAは向いてない理由

最後に一つ忠告です。

すぐに大金を手に入れたい、そんな方にはつみたてNISAは向いていません。

つみたてNISAは長期投資・長期運用をベースにした制度です。

一日で爆発的な稼ぎは得ることができません。

 

一日で爆発的に稼ぎたい人はFXやデイトレードで楽しんでいただければと思います。

もちろんなくなってもいいお金で。

 

将来の目的をはっきりさせたうえで、つみたてNISAで運用すれば目先の利益にもとらわれずに過ごせると思います。

なので、一度つみたてたらすぐに売りに出さずに長期保有して、必要な時に取り崩していけるよう準備していきましょう。

まとめ

ということで、本記事は以上になります。

最後に一つあり、それは“投資をする前に生活防衛資金を貯めよう”ということです。

 

生活防衛資金があることで、万が一相場が暴落しても急いで株式を売りに出さなくてもいい心の余裕が生まれます。

心の余裕がなければ慌てて売ってしまい、将来の富を失いかねません。

相場の暴落時ほど積み立て時だったりします。

なので、働かなくてもしばらく暮らせるだけの生活防衛資金を用意して(用意しながら)、資産形成に励みましょう。

 

もし、生活防衛資金を貯めることも大変という人はSBI証券のネオモバイル証券を使えばTポイントを利用した投資も可能なのでよかったら試してみてください。

 

この記事があなたの役に立てば幸いです。

そんじゃあね☺




僕のブログでは『頑張らない生き方』をモットーに、『明日の自分が少しでも楽になれるノウハウや日々の気づき』を発信しています。

 

気になる方は人気記事のリンクを張っていますのでよろしければそちらにも遊びに来てください。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

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