総括、2018FIFAロシアワールドカップ

こんにちわ、匠です。(@takuchan_PT

フランス代表の優勝という形でロシアワールドカップが終了しました。

ロシアワールドカップの頂点を目指した、チーム・選手の皆様、とりあえずお疲れ様でした。

フランス代表VSクロアチア代表戦の総括をしてワールドカップ記事は終了したいと思う。

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自分たちの戦い方を貫き通した両チーム

前半の立ち上がりから、クロアチアは自分たちが得意とするポゼッションに加え、ここまで120分×3をやってきたとは思えない攻守の切り替えの速さで、試合の主導権を握る展開でスタート。クロアチアのこの試合の入り方はここまでの試合の中でも群を抜いていい入り方だった。

それに対するフランス代表。

ベルギー戦も同様に押し込まれる展開でスタートし、頼み綱はエムバペを走らす高速カウンター。相手に圧倒されるというよりはむしろ、相手にボールを持たせていた展開で試合に入った。ただ、この日のフランスは持たせていたつもりかもしれないが、ボール奪取のあとのカウンターが発動しない微妙な戦い方だった。

両チームともにある程度は自分たちの戦い方で入った試合ではあったが、うまく遂行できているのはどうみてもクロアチアだった。

流れを変えてしまったグリーズマンのプレー

前半の15分過ぎ、あるプレーが大きく試合の流れを変えた。それはグリーズマンのダイブ。

一見足がかかっているように見えているけど、これは自分から足を残してかかりにいっていた。

▶参照:仏代表グリーズマン、ゴール導くFK獲得も批判の嵐 「ダイブ」の合唱「恥辱」「愚か」

そして生まれたこの得点。

流れがあまりよくない中でセットプレーで点を取れたフランス代表。

ここから何かがあるかもしれないと予感させられる展開になる。

粘り強さのクロアチア代表

先制を許したクロアチア代表だが、決勝戦に至るまでこの展開はクロアチア代表からあるあるの展開。先制された後も自分たちの戦い方を貫くクロアチア代表もすぐに追いつく。

モドリッチのフリーキックから、最後はペリシッチ。

イングランド戦の勢いをそのままに、この試合でも魅せたペリシッチ。

すぐさま同点に追いついた。

VARがまさかの誤審に?!

今大会は2つのルールが新たに導入された大会であった。

1つは、延長戦のときのみ4人目の交代枠が可能となるシステム。

もう1つは、Video Assistant Referee(通称:VAR)システムの導入。

得点につながるような誤審を避けるために設けられた現代テクノロジーを駆使したシステム。

しかし、このVARがこの試合の大きな分岐点となった。

それが、前半37分のペリシッチのハンドの判定。

グリーズマンのCKをマテュイディが頭でそらそうとしたが空振り。その流れ弾が後ろで競り合っていたペリシッチの手に「たまたま」あたるという場面があった。最初、主審はコーナーキックを指したが、フランス代表の抗議+VAR情報により、VAR判定となることに。

サッカーのルールでハンドは、故意に手でボールを触った場合にファールとされる。

この場面を何回見てもペリシッチが意図的にハンドをしたようにはみえない。もし意図的にハンドしていれば、ペリシッチの瞬発力は驚異的過ぎて逆に奇妙だ。

しかし、VARで確認したのちに下された判定はペリシッチの意図的なハンドによりファール、よってPKがフランス代表に与えられ、グリーズマンがこれを沈め、フランス代表が勝ち越すことになった。

誤審を避けるためのシステムが、誤審を招くことになるとは。

VARは賛否両論あって、審判の判定も含めた本来のサッカーの楽しみや奇跡を奪うモノにもなりかねないと改めて感じさせられる場面でもあった。

個の能力が爆発したフランス代表

1-2とフランス代表が勝ち越した段階では、まだクロアチアは追いつけるのではないかと思ったサポーターも多いんじゃないだろうか。

ここまでの戦い方を貫き通すクロアチアは後半の入りもよく、フランスを攻めていた。

しかし、ここで、フランスの個の能力が爆発する。

自陣で奪取したボールをポグバが右サイドの膨大なスペースへ弾丸スルーパス。

それに追いつくエムバペ。その折り返しをポグバがシュート。

一度は阻まれるが、こぼれ球を落ち着いてクロアチアのゴールマウスにコントロールショット。それがクロアチアのキーパー、スパシッチの真逆をつき2点差となる追加点。

さらに、立て続けにエムバペがゴール真正面からミドルシュート。これが左下に突き刺さり3点差。

このあと、マンジュキッチのしつこいチェイシングからロリスのミスでクロアチアが1点を返すが、ここで万事休す。

フランス代表が20年ぶり2度目の優勝という形で幕を閉じた。

波乱たっぷりの大会だった

イタリア・オランダの不出場。

前回王者のグループリーグ敗退。

ネイマール・メッシ・ロナウドの早すぎる敗退。

ダークホースの躍進。

ポゼッションサッカーの終焉。

2022年カタール大会。

この大会は参加チームが48チームになるかもしれないとか、冬季開催になるかもといった、今までと違う雰囲気の大会になるかもしれない。

しかし、今回優勝したフランスのみならず、ベルギー代表やイングランド代表などまだまだ若手が多い国がどれほど成長するか。今回はエムバペというスーパースターが新たに誕生したが、さらなるスーパースターがまた出てくるのか。

これからの4年がまだまだ楽しみだ。

次の大会も、誰もが予想できないような最高峰の戦いがみれることを祈りたい。

それにしても、たのしい1ヵ月やったなぁ~。

▶あわせてよみたい:2018FIFAロシアワールドカップ特集