1万時間の法則は神話だったらしい




どうもこんにちは。

たくみ(@takumi_blog_)です。

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努力したらいつかは報われる

学生時代、そして社会人になった当初の僕もそう思っていました。

現にこんな法則も謳われていました。

「1万時間の法則」

1万時間の法則とは1万時間時間の練習を費やせば、プロレベルになれるよというもの。

でもこの法則はかなりのミスリードがあります。

解説しましたのでお付き合いください。

1万時間の法則でうまくいくなら全員が成功者

そもそも1万時間も時間をかけるには、修得したいスキルを学ぶかなり序盤でそのスキルを学ぶことが楽しい状態にあることが必要です。

つまり、量を目指すためにはそれ自体が楽しくないと量をこなすことすらできません。

だってそうでしょ。

楽しくないことは続けることができないですよね。

なので、量的な向上を目指しても成功しません。

まずはそれを楽しめるかどうか、が大切です。

じゃないと、1万時間も時間を費やすことがそもそもできません。

 

時間をかけても、成功者になれない

もし1万時間をかけれるくらいに楽しいことでも結果が出るかと言われれば『?』です。

1万時間、同じことに時間をかけて努力をしても成功者にはなれません。

それにいくら努力して能力が上がっても、同じ能力の人がわんさかいれば価値はほとんどありません。

 

それにそもそも「時間をかければできるようになる」という考えがミスリードです。

理由は努力する場所を間違えると結果は出ないからです。

つまり努力(時間をかければ)すれば成功する(結果が出る)わけではないということです。

 

努力は必要性低条件だけど、量より質が大切

1万時間の法則は意味がないという記事には量的な向上よりもいかにスマートに練習するかが大事と結論付けられています。

ただ単に時間をかけることが上達への近道でなく、どのように練習するかが上達するための近道だということ。

どのように練習するかは、コーチをつけたり、計画性をもって練習した方がいい。

 

さらに、ニュータイプの時代では下記のデータが示されています。

■練習量の多少によってパフォーマンスの差を説明できる度合い

  • テレビゲーム・・・26%
  • 楽器・・・・・・・21%
  • スポーツ・・・・・18%
  • 教育・・・・・・・4%
  • 知的専門職・・・・1%以下

なので、例えばマリナーズなどで活躍したイチローのように野球/スポーツは練習量がパフォーマンスに影響をの大きい分野なので、量を積み重ねたことが結果につながったことが分かります。

 

1%に全力を注ぐべき

ただ、多くの人たちが関わる仕事はいわゆる知的専門職に分類されます。

なので、努力してもパフォーマンスの差を大してつけることができない可能性が高いです。

 

「天才は1%のひらめきと99%の努力でできている」という言葉があります。

ついつい99%の努力に目を向けてしまいますが、上記のデータにも示す通りであり、努力はあまり成果に直結しないかもしれません。

なので、大切なのは残りの1%の方だと僕は思います。

というのも、1%はセンスではなく、どこで努力をするかを考える力だと思うからです。

 

どこの池で努力するか

水が澄んだ綺麗な池に清浄装置を設置しても何の意味もないことは想像がたやすいでしょう。

清浄装置が設置されて最大限の力を発揮してくれるのは汚い水の池です。

 

“清浄装置=自分”と考えた時に、自分が“どこの池=企業”で働けば、最大限の結果をだすことができるかを考える力こそが残りの1%だと思います。

つまり、残りの1%はマーケティング力だということです。

まとめ|1万時間の法則は嘘

ということで、本記事は以上になります。

最後に一つあり、大切なことは「自分の適性」を見極めることです。

先ほども話したように「どこで努力するか」ももちろん大切です。

しかし、適性があっていない事、つまり苦手な分野で努力をしようもんなら精神がすり減り「心の安定」がなくなります。

 

適性じゃないと思ったら逃げてもいいと思います。

自分の人生はいろいろ試して浪費すればする分だけ適性に出会える可能性は高まるからです。

 

1万時間の法則のほかにも石の上にも3年という言葉があります。

勘違いしてはいけないのは時間をかけることは古いやり方です。

どれだけスマートに素早くできるかが今の時代には大切です。

なので、古い考えに惑わされずに自分に合った行動をしていきましょう。

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この記事があなたの役に立てば幸いです。

そんじゃあね☺




僕のブログでは『頑張らない生き方』かっこよく言えば『労働生産性の向上』をモットーに、『大切な人が困ったときに助けになれる環境の構築や提案』を発信しています。

 

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